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2017年9月8日  
 

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シカに悩まされるシカの都?奈良 「神鹿」も人を噛む (2)

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版 2017年05月25日14:48

東大寺でシカに餌をあげる日本の中學(xué)生

筆者は仕事で奈良に2回行ったことがある。奈良の中心にある奈良公園には、たくさんのシカが生息しており、人を全く怖がることはなく、自ら餌を求めて人に近付き、もらえるまで「おねだり」することさえある。筆者自身の経験からして、奈良のシカに近付くのは確かに危ない。シカは、非常におとなしい動(dòng)物で、何もなければ人を攻撃することはないものの、機(jī)嫌が悪かったり、餌をもらって興奮していたりすると、調(diào)子に乗ってしまい、人に危害を加えてしまう可能性もある。筆者も、シカせんべいを持った中國(guó)人の女の子が、シカの群れに追われて転倒し、聲を上げて泣き、親が慌てて助けに行っていたのを見たことがある。

奈良で人とシカが共生するようになって1000年以上の歴史がある。有名な観光スポットである奈良の春日大社の社伝によると、シカは春日大社の神使であり、春日大社創(chuàng)建の際、茨城県にある鹿島神宮の祭神?武甕槌命が神鹿に乗ってやってきたと伝えられている。その「神鹿」に感謝を示すべく、奈良の人はこれまで約1300年間、「神鹿」を祀っている。日本にはシカを狩猟する伝統(tǒng)がある地域もあるものの、奈良では、神格化されたシカに危害が加えられることはない。シカにとって奈良は「天國(guó)」のような場(chǎng)所になっているのだ。ここでは、オオカミやハンターなどに襲われることを心配する必要はなく、仲間と一緒に街の中を自由に歩き回り、お腹がすけば人に餌をねだることさえできるのだ。


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