最近、日本で最も注目を集め人気も高く、テレビでもしばしば紹介されているのがパクチー料理専門店。多くのパクチー好きから熱い聲援を送られている。新快報が報じた。
日本という國は食に関して非常にこだわりのある國と言えるだろう。高級懐石料理にしても、庶民の味であるB級グルメにしても、その見ためにも味にもこだわりがみられる。何事にも真面目に取り組む日本人はイタリア料理やフランス料理といった西洋の料理を作らせても外國人の舌をもうならせるレベルの料理を作ることができるのだ。
しかし、中國という國はこの程度のことではうならせることはできない。中國八大料理(山東料理、江蘇料理、浙江料理、安徽料理、福建料理、広東料理、湖南料理、四川料理)を例に挙げてはあまりに気の毒なので、中國の一般家庭で日常的に食する野菜をその例に挙げてみよう。青々としたヨウサイ、シャキシャキとした食感の紅芯大根、スープには欠かせないパクチーなど、いずれもごく普通の野菜であるにもかかわらず、それらを食すことができない場合、まるでとてつもなく貴重な食べ物のように心を捉えて離さず、それらを食すのは単に味への欲求というよりは、忘れがたい郷愁の思いを求めるようなものだ。
筆者が20年前に初めて訪日した際、どのスーパーに行ってもパクチーを見つけることはできず、とてもがっかりしたものだ。それでも、徐々にそれをあきらめ、忘れることができるようになった時、砂漠でオアシスを見つけたような思いになるできごとが起きた。日本のスーパーに中國の野菜が並ぶようになったのだ。ただ、その「容姿」は中國と異なり、いかにも日本らしくきれいに洗われて、透明の袋に入れられたヨウサイが一束一束売られていた。また、袋には、中國野菜であるという説明やどこで生産され、どんな特徴などがあるかが書かれたラベルも貼られている。値段は1パックで數(shù)百円。ニンニクとヨウサイを一緒に炒める料理を作るだけで約1600円は必要だ。しかし、それを食べられるようになっただけでもとてもありがたかったのだ。
さらに、ここ數(shù)年、中國野菜を栽培する農(nóng)家がますます増え、今ならどのスーパーに行っても、旬の中國野菜を簡単に見つけることができるようになったほか、値段もリーズナブルになったため、ビクビクしながら買い、拝みながら食べる必要もなくなった。
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