日本は高齢化社會(huì)が深刻な大國(guó)だ。先進(jìn)諸國(guó)の中で、日本の犯罪率は比較的低いが、高齢者という世代における犯罪件數(shù)はここ數(shù)年増加傾向にある。高齢化が加速するにつれて、日本において「高齢者犯罪」が深刻な社會(huì)問(wèn)題となりつつある。中央テレビニュースが伝えた。
日本の法務(wù)省がまとめた「犯罪白書」2015年度版によると、ここ20年ほど高齢受刑者の數(shù)が増加し続けているという。2014年と1995年のデータを比較してみると、高齢者犯罪総數(shù)はおよそ4.6倍の伸びとなっている。また、警視庁のデータによると、2015年に警察に逮捕または尋問(wèn)を受けている容疑者のうち、約20%が65歳以上の高齢者となっている。
罪を犯す高齢者のほとんどが貧困が原因となっている。「犯罪白書」によると、貯金が100萬(wàn)円以下の高齢者の割合は約6%となっており、約8%の高齢者は毎月4萬(wàn)円ほどの年金だけを頼りに生活しており、なかには全く収入が無(wú)いという高齢者もいる。
そして生活困窮の他に、高齢者を犯罪に至らしめるもう一つの原因が孤獨(dú)感だ。統(tǒng)計(jì)によると、逮捕された高齢者のうち約7割は竊盜犯でありそのほとんどが少額の竊盜罪となっている。こうした高齢者は金があるにも関わらず、故意に支払いをせず、スーパーなどでサンドウィッチなどを盜む。彼らが物を盜むのは刑務(wù)所に入所するためなのだ。
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