
谷壽夫直筆の「勇躍破南京城」と書かれた掛け軸のコピー版を披露する?yún)蚁缺箴^長。
「谷壽夫が好んで書いた言葉『勇躍破南京城』」
報(bào)告の中で、呉館長は、今回の元々の計(jì)畫には熊本訪問は入っていなかったことに言及し、「昨年8月、私は広島に行って展覧を行うことに決めた。その後、熊本から報(bào)告に來てほしいと招待を受け、それに応じた。中國を侵略した舊日本軍の中に『熊本師団』があり、南京大虐殺にも參加した。南京を『人間地獄』にした主力部隊(duì)の一つだった。『人間地獄』というのは私が言っているのではなく、以前の東京裁判の判決書の中でそのような描寫がある」と語った。
そして、「近年、日本の右翼は、谷壽夫が無罪だったとして、死刑判決を覆そうとしている。実際には、谷壽夫はA級戦犯として南京軍事法廷で裁判を受け、罪悪が大きい。今回の訪問前に、南京の中國第二歴史資料館で判決書をコピーしてきた。そこには、熊本師団が南京で犯した悪行が、143ページにわたって記録されているほか、谷壽夫の1200項(xiàng)目以上の悪行についても記録されている」と紹介した。
さらに、「谷壽夫が一番好んで書いた言葉が『勇躍破南京城』で、中國侵略の時(shí)に何度もその言葉を書き記したものの、今でも殘っているのは少ない。16年、北京戦史作家で、コレクターの余戈氏は、谷壽夫直筆の掛け軸を無償で南京民間抗日戦爭博物館に寄贈(zèng)した」という。
「余氏の調(diào)査では、この掛け軸は谷壽夫が書いた後、當(dāng)時(shí)の華北方面に派遣された軍司令官?寺內(nèi)壽一に贈(zèng)ったものであることが分かっており、南京大虐殺を証明する谷壽夫の『自供書』になっている」。7月13日、呉館長はこの掛け軸のコピー版を來場者に披露した。
「一人でも多くの人にあの歴史を知り、それを正視してほしい。歴史をみんなで守ってこそ、平和な日々がある」と呉館長。

報(bào)告を聞きに來た日本人ら。
熊本県日中友好協(xié)會(huì)の元會(huì)長である熊本大學(xué)の名譽(yù)教授?重岡和信氏も、「このイベントを通して、一人でも多くの日本の一般人にあの歴史を知ってもらいたい」と語った。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年7月17日
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