最近、東京品川區(qū)の平塚橋特別養(yǎng)護(hù)老人ホームを取材した際、ちょうど誕生日パーティーをしているところだった。高齢者約50人が介護(hù)士と一緒に、ある高齢の女性にバースデーソングを歌ってあげていた。それらの高齢者は皆この老人ホームの會(huì)員だ。人民日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。
平塚橋老人ホームは昨年オープンした総合老人福祉施設(shè)で、品川區(qū)が出資して建設(shè)され、社會(huì)福祉法人?三徳會(huì)が経営している「公建民営」だ。老人福祉施設(shè)を経営して35年になる三徳會(huì)の內(nèi)野滋雄理事長(zhǎng)は取材に対して、「日本では高齢化が進(jìn)んでおり、従來(lái)の住宅型の老人ホームはコストが高いだけでなく、日に日に多様化する老人福祉の需要を満たすこともできない。厚生労働省は、おおむね30分以?xún)?nèi)に必要なサービスが提供される日常生活圏を単位として想定し、地域包括ケアシステムを構(gòu)築することを目指している。住宅型のケアサービスのほか、在宅サービスやデイサービス、日常生活の支援といった、ケアサービスを提供している。日常生活支援には日常の診察や24時(shí)間の呼び出しシステム、食事の準(zhǔn)備、買(mǎi)い物などが含まれている」と説明した。
高齢者のケアに関する問(wèn)題を長(zhǎng)年研究している日本中央大學(xué)経済研究所の客員研究員の陳茗氏によると、「地域包括ケアシステムは、老人福祉の中心を従來(lái)の『ケア』から、『予防?日常生活支援』に移行し、コミュニティ內(nèi)のボランティアや病院、民間企業(yè)、関連協(xié)會(huì)、住民などに參加を呼び掛けている。システム內(nèi)に専門(mén)のケアマネジャーが配置され、ケアを必要としている高齢者一人ひとりの狀況に合わせて支援プランを制定する」。
平塚橋老人ホームのデイサービスセンターは、自宅で生活したいものの、ケアや世話を少し必要としている高齢者を受け入れている。毎朝、センターが車(chē)で高齢者を迎えに行き、いろんな活動(dòng)に參加してもらっている。そして、晝になると、食堂で食事をしてもらい、夕方にスタッフがまた送っていく。
日本では介護(hù)保険制度が確立されており、原則として40歳以上の國(guó)民は全てそれを払うことが義務(wù)付けられている。デイサービスセンターのほとんどの費(fèi)用はその保険で賄われている。しかし、日本政府は、民間企業(yè)に委託するなどして、市場(chǎng)のサービスを活用し、効率を向上させたり費(fèi)用を安く抑えたりするよう勵(lì)んでいる。厚生省の統(tǒng)計(jì)によると、2012年の時(shí)點(diǎn)で、日本全國(guó)に設(shè)置された地域包括支援センター4328ヶ所のうち、7割の運(yùn)営が民間機(jī)構(gòu)に委託されている。
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