
NHKは13日夜9時から、「731部隊の真実?エリート醫(yī)學者と人體実験?」と題するドキュメンタリーを放送した。NHKの記者がロシアでの調(diào)査時に発見した、終戦後に舊ソ連で行われた731部隊を裁くハバロフスク裁判の畫像や音聲記録を中心にしており、731部隊が中國で行った細菌戦や人體実験の悪行を明らかにしている。同番組は、中日両國で大きな反響を呼んだ。日本の多くのネットユーザーは、「NHKは公共放送で、このような番組を放送するのは裏切り行為だ」とする聲を寄せている。人民網(wǎng)が報じた。
清華大學(北京)新聞?伝播學院の崔保國教授は、「NHKや英國の放送協(xié)會(BBC)はドキュメンタリー製作の面で、世界トップクラスを誇る。そのプロフェッショナル性に疑いの余地はなく、その獨立性や內(nèi)容の品位も世界で高い評価を受けている。日本で、NHKに対する非難が多いのは、右翼思想の臺頭や、一部の人々は歴史を反省する意識が欠けていることを示しているにすぎない」との見方を示した。
また、「日本のほとんどのメディアは、メディアは報道の自由を守ると同時に、政府に対する監(jiān)督義務(wù)を負っているという典型的な西洋の報道価値観を持っている。日本のテレビ局のほとんどがそうだ。安倍晉三首相が再びトップに立って以降、日本の世論や學者らの間では、安倍首相が言論統(tǒng)制を行っているという非難の聲が多くあがるようになった。そのような背景にもかかわらず、日本が無條件降伏した8月14日の前夜に、NHKが『731部隊の真実』と題する番組を放送したのは、公共放送の『良心的行為』と言える。日本の國民がそれを受け入れられるかは別として、この番組は日本で新たな聲を増やし、戦爭の歴史を知らない日本の若者に真実を伝えている」と指摘した。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年8月18日
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