フランスの海運(yùn)會(huì)社CMA CGMはこのほど中國(guó)の造船會(huì)社2社と造船意向書に調(diào)印した。2萬(wàn)2千TEU（20フィート標(biāo)準(zhǔn)コンテナ換算）クラスの超大型コンテナ船9隻の建造プロジェクトで、1隻あたりの建造価格は最高1億6千萬(wàn)ドル（1ドルは約109.3円）に上り、9隻を合わせた受注額は約96億元（1元は約16.4円）に達(dá)する。海外メディアが20日、造船?海運(yùn)分野の専門メディア「トレードウィンズ」の報(bào)道として伝えた。

韓國(guó)紙「中央日?qǐng)?bào)」の21日付報(bào)道によると、韓國(guó)の造船業(yè)界が長(zhǎng)らく期待を寄せてきたこの超大型コンテナ船プロジェクトは結(jié)局、中國(guó)が手中に収めた。造船産業(yè)と海運(yùn)産業(yè)の景気がなかなか回復(fù)しない中、韓國(guó)造船業(yè)界は超大型プロジェクトを目の前にしながら、最終的に中國(guó)にビジネスをさらわれ、業(yè)界全體で「身を切られるような鋭い痛み」を感じているという。

報(bào)道によれば、同プロジェクトで建造される船舶には従來(lái)の廉価なC重油と環(huán)境保護(hù)に配慮した液化天然ガス（LNG）の2種類の燃料による駆動(dòng)システムの搭載が求められ、二元燃料（デュアルフューエルエンジン）システムに屬する高付加価値の船舶になる予定だ。9隻のうち、5隻は中國(guó)國(guó)有企業(yè)の中國(guó)船舶工業(yè)集団公司（CSSC）傘下の滬東中華造船（集団）有限公司が建造し、4隻は同じくCSSC傘下の上海外高橋造船有限公司が建造する。

このたびのプロジェクトをめぐる戦いは史上最大規(guī)模のコンテナ船舶の受注を目指して行われたもので、広く注目を集めていた。これ以前の最大規(guī)模のコンテナ船舶受注はサムスン重工業(yè)が2017年5月に建造した2萬(wàn)1413TEU規(guī)模のものだった。

今回の受注競(jìng)爭(zhēng)には、韓國(guó)の現(xiàn)代重工業(yè)、サムスン重工業(yè)、大宇造船海洋の韓國(guó)3大造船企業(yè)がチームを組んで名乗りを上げ、韓國(guó)の業(yè)界には現(xiàn)代重工業(yè)が受注するとの予測(cè)も出ていた。

現(xiàn)代重工業(yè)船舶営業(yè)本部の余容花常務(wù)は8月1日に行われた業(yè)績(jī)説明會(huì)で、「弊社はさきに（2015年）CMA SGMと単獨(dú)交渉して、大型コンテナ船を受注したことがあり、先方と良好な関係を保っている。今回も必ず受注できると確信する」と述べ、自信をみせていた。