クムタグ砂漠の東の縁に位置する敦煌では先ごろ中度の砂塵が舞い、無慈悲な強(qiáng)風(fēng)が黃砂をまとい1000年の歴史を持つ莫高窟に襲いかかった。しかし敦煌研究院莫高窟世界文化遺産観測システムは事前にこれを察知し、一部の環(huán)境指數(shù)が基準(zhǔn)を上回った洞窟を事前に閉鎖した?？萍既請螭瑏护à?。

十分な革新の需要と健全な運営モデルにより、敦煌研究院は中國の世界文化遺産保護(hù)技術(shù)の革新の成功例になっている。接待部調(diào)節(jié)室のディスプレイには、観光客のうち何人が開放されている洞窟に入ったか、気溫と濕度が警戒ラインに達(dá)していないか、CO2や窒素酸化物の濃度と分布狀況、どのガイドが団體を連れているのかといった、一連のデータが表示される。これらのデータはプロの「偵察兵」のように、常に貴重な洞窟蕓術(shù)を見守っている。職員はこのデータの変化に基づき、見學(xué)ルートと洞窟環(huán)境をリアルタイムで調(diào)節(jié)し、観光客を分散化させている。同研究院保護(hù)所の王小偉所長は、「大気環(huán)境を観測するだけでなく、洞窟內(nèi)のミクロ環(huán)境と文化財本體を動的に観測する。莫高窟地震観測臺ネットワークセンターは、全天候の洞窟観測が可能だ。揺れへの反応、震災(zāi)への対応、補(bǔ)修と強(qiáng)化を技術(shù)で支える」と説明した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年8月29日