▽両親に助けを求めるより、自分で解決を

騰訊（テンセント）が発表した「2016年大學(xué)生消費(fèi)概念調(diào)査報(bào)告」によると、學(xué)生の6割が在學(xué)中にアルバイトや兼業(yè)などで生活費(fèi)の一部を負(fù)擔(dān)しており、「大學(xué)生の消費(fèi)能力は時(shí)代とともに進(jìn)歩している。データをみると、かつての大學(xué)生に比べ、現(xiàn)役の大學(xué)生は消費(fèi)がより増えている」という。こうしてみると、お金が足りなくなった時(shí)、両親に助けを求めるより自分で解決した方がいいという考え方が、多くの90後の大學(xué)生の心に浸透しているといえる。

何さんは90年代の稼ぐ力、出費(fèi)をまかなえる力を賞賛する。「インターネットの『原住民』世代の彼らは、見聞が広く知識も豊富で、自分の暮らしに限界を設(shè)定しないことが多く、それどころかより多くの可能性を現(xiàn)実のものにすることができる。90年代を過小評価してはならない。彼らは消費(fèi)が大好きだが、『稼ぎ方も知っている』」という。

何さんからみると、ネットにみられる「90年代は親のすねかじり」とする見方は誤解であり、親たちは子どもの消費(fèi)観念や金銭感覚を心配するが、実際には親世代がネット時(shí)代をよく理解できていないからに他ならない。

これまで年長者は常に社會の権威を代表する存在で、知識と経験は上の世代から下の世代へと伝えられてきた。だが今、インターネット時(shí)代の情報(bào)伝達(dá)の規(guī)律が若い人々に「カーブで追い越し」する機(jī)會を與え、一連のソーシャルネットワーキングメディアで泳ぎ回る90後がこれまでには想像も及ばなかったような影響力と発言権を行使し始めている。どのように自分の暮らしを支え、快適な毎日を送るかが主要命題であり、解決方法はおのずから多様化する。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年9月26日