「今年の漢字」を選考するイベントの重要な一環(huán)として、北京語言大學(xué)國家語言資源モニタリング?研究平面媒體センターがこのほど、「2017年度中國メディア流行語トップ10」を発表した?!甘糯螅ㄖ袊伯b黨第19回全國代表大會)」、「新時代」、「共享(シェア)」、「雄安新區(qū)」、「新興5ヶ國(BRICS)」、「人工知能(AI)」、「人類運命共同體」、「天舟1號」、「腕まくりして頑張ろう」、「初心を忘れず、使命を胸に刻む」などがランク入りした。環(huán)球網(wǎng)が報じた。
人々は言葉を通して世相を描寫し、記録しているが、言葉そのものも変遷する世界の中で、しっかりと足跡を殘している。その足跡は、人々が注目しているものを記録し、喜怒哀楽と數(shù)々の大きな変化をしっかりと刻んでいる。今年のメディア流行語は、今年を代表する出來事、世相、多くの人の思いを総括し、世界の変化と時代の変遷を記録している。

1.十九大
中國共産黨第19回全國代表大會は10月18日から24日にかけて北京で開かれた。テーマは「初心を忘れず、使命を胸に刻み、中國の特色ある社會主義の偉大な旗印を高く掲げ、小康社會の全面的完成の決戦に勝利し、新時代の中國の特色ある社會主義の偉大な勝利を勝ち取り、中華民族の偉大な復(fù)興という中國の夢の実現(xiàn)に向けてたゆまず奮闘しよう」だった。同大會は、小康社會(ややゆとりのある社會)の全面的な完成の決戦の段階として、また中國の特色ある社會主義が新時代に突入する重要な時期に開催された重要な大會となった。
2.新時代
10月18日、習(xí)近平総書記は中國共産黨第19回全國代表大會で、「小康社會の全面的完成の決戦に勝利し、新時代の中國の特色ある社會主義の偉大な勝利を勝ち取ろう」と題する報告を行い、「中國の特色ある社會主義は新時代に突入した」と宣言した。新時代への突入は、共産黨と國家事業(yè)の発展を見據(jù)えた全面的な視野と、改革開放から約40年を経て、中國共産黨第18回全國代表大會からこの5年間で得られた歴史的な成果と歴史的な変革を考慮した上での科學(xué)的な判斷と言える。この新時代において、先人の成果を受け継ぎ新たな成果を積み上げ、將來の発展の道を切り拓き、新しい歴史という條件の下、中國の特色ある社會主義の偉大な勝利を引き続き勝ち取っていく。
「習(xí)近平による新時代の中國の特色ある社會主義思想」が黨規(guī)約に
3.共享(シェア)
シェアは、シェアリングエコノミーにおける中心的な理念で、所有権ではなく、物品の使用権を強く訴えかけている。シェアリングエコノミーは、使われていない資源をソーシャル?プラットフォームを通じて他人とシェアし、そこから收入を得る経済現(xiàn)象を指す。2016年、シェアリング自転車が登場し、「シェア」という概念が多くの人の目にとまるようになった。そして、17年、シェアリングエコノミーは急速に発展し、シェアリングエコノミーとコラボする業(yè)界が増え続け、その規(guī)模も拡大を続けている。自転車や自動車、傘、モバイルバッテリーといったシェアなどが続々と登場し、人々の想像力を掻き立てるだけでなく、遊休資産を合理的に利用しようとする試みが進められている。
4.雄安新區(qū)
4月1日、中國共産黨中央委員會と國務(wù)院は、河北省保定市に國家級新區(qū)「雄安新區(qū)」を設(shè)立することを発表した。習(xí)近平総書記を中心とする黨中央が行った重大な歴史的戦略決定で、深セン経済特區(qū)や上海浦東新區(qū)に続く、中國全土においても大きな意義を持つこの新區(qū)は、「千年の大計」であり、「國家の大事」と位置付けられている。雄安新區(qū)が設(shè)立されることで、北京の非首都機能を集中的に分散させ、人口?経済が密集している地域の開発の新たなスタイルを最適化し、北京?天津?河北省の都市配置?スペースの構(gòu)造を調(diào)整?最適化し、イノベーション駆動型の発展ための新たな原動力を育成する面で、重大な現(xiàn)実的意義と奧深い歴史的意義を帯びている。
雄安新區(qū)は千年の大計 高い起點?基準で建設(shè)を
5.新興5ヶ國(BRICS)
新興5ヶ國(BRICS)は、ブラジル、ロシア、インド、中國、南アフリカの5ヶ國の頭文字からその名がつけられている。2006年から現(xiàn)在に至るまですでに11年目を迎えた。17年1月1日、中國は正式に新興5ヶ國(BRICS)の議長國となり、9月3日から5日にかけて、第9回BRICS首脳會議が、福建省廈門(アモイ)市で開催された。テーマは、「BRICSパートナーシップを深め、さらに明るい未來を切り開く」。習(xí)近平主席は同會議で、▽実務(wù)的協(xié)力を深化させ、共同発展を促進する▽世界のガバナンスを強化し、共に問題解決に取り組む▽人的?文化的交流を展開し、民意の基礎(chǔ)を固める▽メカニズムの構(gòu)築を推進し、さらに幅広いパートナーシップを構(gòu)築するという4つの期待を語った。
6.人工知能(AI)
長年の研究を経て、人工知能が新たな発展段階へと突入している。人工知能の発展という重大な戦略的チャンスをしっかりとものにし、人工知能の発展分野における中國のファースト?ムーバーズ?アドバンテージを構(gòu)築し、イノベーション型國家?世界テクノロジー強國の建設(shè)を加速させるために、7月20日、中國國務(wù)院は「次世代人工知能発展計畫」を発表した。同計畫は2030年までの中國の次世代人工知能発展を?qū)Г郡幛嗡枷搿槁阅繕?、重點任務(wù)、支援対策を示しており、中國の人工知能の発展を一層加速させるための重要な基礎(chǔ)を築いている。
7.人類運命共同體
人類運命共同體とは、自國の利益を追求すると同時に、他の國の利益も合理的に考慮に入れ、自國の発展を通して他の國の発展をも促進することを目指す概念だ。人類には一つの地球しかなく、各國が一つの世界で共存しているため、「人類運命共同體」の意識を提唱していかなければならない。10月18日、習(xí)近平総書記は中國共産黨第19回全國代表大會で、「平和な発展の道を堅持し、人類運命共同體の構(gòu)築を推進する」とした。人類運命共同體構(gòu)築の推進は、世の移り変わりに関わらず常に「世の中」に関心を抱き続けてきた中華文明の思いから生じており、中國の指導(dǎo)者が世界の大勢を正確に把握した上で提案する「中國の案」、新時代における中國の特色ある大國外交の実踐でもある。人類運命共同體の意識は、民族、文化、國家、意識という形態(tài)の壁を超え、人類の未來を考えるために、全く新しい視點を提供し、世界の平和的発展のために理性的で実行可能な行動プランを示している。
8.天舟1號
中國初の無人宇宙補給船「天舟1號」が4月20日午後7時41分35秒、長征7號ロケットで海南省の文昌衛(wèi)星発射センターから打ち上げられた。そして、4月27日、中國の宇宙実験室「天宮2號」への軌道上でのロケットエンジン推進剤補給に成功。これは天舟1號の飛行任務(wù)が順調(diào)に成功したことを意味している。天舟1號は、中國空間技術(shù)研究院(中國航天科技集団五院)が研究?製造し、天宮2號とのドッキング、軌道上での推進剤補給、宇宙での科學(xué)実験、技術(shù)的実験試験の展開などがその任務(wù)となっている。天舟1號の任務(wù)は、中國の宇宙実験室が実行する任務(wù)の最終局面にもなっている。
9.腕まくりして頑張ろう
「腕まくりして頑張ろう」は、習(xí)近平主席の2017年の新年の挨拶で使われた言葉。中國の「上下の欲を同じくする者は勝つ」という言葉の通り、中國人13億が心を一つにして協(xié)力し、中國共産黨が永遠に國民と共に立ち、皆が「腕まくりして頑張れば」、必ず今の世代の人々の「長征」を成功に導(dǎo)くとしている。
10.初心を忘れず、使命を胸に刻む
「初心を忘れず、使命を胸に刻み、中國の特色ある社會主義の偉大な旗印を高く掲げ、小康社會の全面的完成の決戦に勝利し、新時代の中國の特色ある社會主義の偉大な勝利を勝ち取り、中華民族の偉大な復(fù)興という中國の夢の実現(xiàn)に向けてたゆまず奮闘しよう」。これは、中國共産黨第19回全國代表大會のテーマだ。初心を忘れなければ、目標は達成できるという意味であり、中國共産黨員の初心と使命は、中國人民の幸せを追求し、中華民族の復(fù)興を追求することにほかならない。この初心と使命は、中國共産黨が前進し続けるための根本的な原動力となっている。
「2017年今年の漢字?流行語」選考始まる 「十九大」が候補に
(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年12月12日
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