スターバックスの世界最大の店舗はコーヒーアートの「舞臺(tái)」であるだけでなく、新小売技術(shù)の「ランウェイ」にもなっている。「北京晨報(bào)」が伝えた。
スタバが阿里巴巴(アリババ)と手を組んで打ち出したスタバの新形態(tài)「スターバックスリザーブロースタリー」の上海店がこのほど開(kāi)店した。
上海店の建築面積は2700平方メートルに上り、スタバの46年間の歴史で最大規(guī)模のブランド投資と革新実踐を行う場(chǎng)所とみられている。
店に入ると、コーヒーのストックや器具が整然と並べられ、運(yùn)搬の様子も見(jiàn)ることができる。コーヒーを貯蔵しておく高さ2メートル以上、重さ6トンの銅製の缶が置かれ、コーヒーの市場(chǎng)、倉(cāng)庫(kù)、博物館などさまざまな役割が店內(nèi)に集約されている。
淘寶(タオバオ)アプリをインストールして店內(nèi)でかざすと、同店や近くのコーヒー取引スポットが表示され、消費(fèi)者は拡張現(xiàn)実(AR)技術(shù)を通じて店舗のカウンターや焙煎機(jī)などの細(xì)部を直感的に理解できる仕掛けになっている。
同店は支付寶(アリペイ)と協(xié)力して獨(dú)自の「店內(nèi)をぶらぶらしながら待つ」機(jī)能を打ち出した。消費(fèi)者はアリペイで支払いをした後、店內(nèi)をぶらぶらしながら、できあがるのを待つことができる。コーヒーができあがると、支付寶アプリからメッセージが送られてくる。
同店では世界でここでしか買えない限定グッズも取り扱う。アパレル製品や帽子など、攜帯電話の淘寶でスキャンすれば、天貓(Tmall)のスタバ旗艦店が家まで発送してくれる。
アリババによると、この店で使用するARプランはアリババの人工知能(AI)実験室(阿里AI Labs)がスタバと共同開(kāi)発したものだ。同実験室責(zé)任者の淺雪さんは、「今回の協(xié)力はAR実験室の大型物體識(shí)別技術(shù)を利用したもので。世界初の大規(guī)模な商用化運(yùn)用になる」と話す。
これまで長(zhǎng)らく、AR産業(yè)の発展は低迷狀態(tài)にあり、インタラクティブ?エンターテインメント以外では、商業(yè)サービスシーンにおいてなかなか定著しなかった。
だが今年に入ってから、アップル、グーグル、アリババなどの大手が相次いで獨(dú)自のARプラットフォームを打ち出し、業(yè)界の信頼感は再び高まりをみせている。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年12月7日
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