國防部（國防省）ウェブサイトによると、米國家安全保障戦略の中國に関する記述について任國強報道官が談話を発表した。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

任報道官は「米政府は12月18日に國家安全保障戦略を発表した。事実を顧みず、中國の國防現(xiàn)代化建設(shè)について意図的に誇張し、中國の軍事力発展の意図に疑問を呈しており、平和と発展という時代の基調(diào)及び中米両國関係発展の大勢に逆行するものだ」と指摘。

「中國は終始世界平和の建設(shè)者、世界の発展の貢獻者、國際秩序の維持者だ。中國は終始変らずに平和的発展の道を歩んでいる。中國軍は各國軍との軍事交流?協(xié)力の強化に盡力し、できる限りの範囲で國際的責(zé)任?義務(wù)をさらに多く引き受け、安全保障面の公共財をさらに多く提供している。世界平和の維持、共同発展の促進への中國の重要な貢獻は、國際社會の誰の目にも明らかだ。中國は防御的國防政策と積極防御の軍事戦略を揺るがず遂行しており、いかなる國に対しても脅威となっていない。中國軍の発展?壯大化は平和のパワーの発展?壯大化であり、世界の平和?安定?繁栄に寄與する」と述べた。

任報道官はさらに「世界最大の発展途上國と先進國である中米両國は、協(xié)力すれば共に利益があり、爭えば共に傷つく。協(xié)力が中米両國にとって唯一の正しい選択であり、ウィンウィンであって初めてより良い未來へと通じる。われわれは米側(cè)が冷戦思考を棄て、中國軍の発展を客観的、理性的に受け止め、中國側(cè)と共に両軍間の一層の対話?協(xié)力の実施、より多くの良好な相互作用の実現(xiàn)を推進し、両軍関係が中米関係の安定化要因となるよう努力し、世界と地域の平和?安定?繁栄を共同で維持することを望む」と述べた。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年12月21日