中船重工集団が20日に発表した情報(bào)によると、中國(guó)は國(guó)內(nèi)初の深海型海洋溫度差エネルギー自給漂流ブイの試作機(jī)を開発し、理論の上で「水中永久稼働ロボット」を?qū)g現(xiàn)した。その全體的な技術(shù)は世界トップレベルに達(dá)しており、全地球海洋観測(cè)プロジェクト「Argo（アルゴ）」に使用される予定だ。科技日?qǐng)?bào)が伝えた。

Argoは世界の海洋上層（海面から水深2000メートルまで）の海水?dāng)嗝妤签`タの高速?正確?広範(fàn)囲収集を目的としている。同計(jì)畫は世界の大洋で経度?緯度3度ずつにブイを投入し、數(shù)千のブイによる巨大な海洋観測(cè)ネットワークを構(gòu)築し、海水の溫度?塩分?圧力などを測(cè)量する構(gòu)想を練っている。

このようなブイには、低コストで耐用期間が長(zhǎng)く、壊れにくく日常的な點(diǎn)検を必要としないといった特徴が必要で、これにより初めて長(zhǎng)期的かつ安定的に海洋データを入手できる。しかし現(xiàn)在のブイはすべてがリチウム電池を使用しており、高コストであるばかりか、耐用期間もわずか3?5年となっており、稼働停止後は海洋に汚染を及ぼすこととなる。

科學(xué)者は設(shè)備の「壽命」を延ばすため、海洋再生可能エネルギーを利用することを著想した。中船重工第710研究所高級(jí)エンジニアの田振華氏によると、海には潮力エネルギー、波力エネルギー、溫度差エネルギーなど莫大なエネルギーが秘められている。うち溫度差エネルギーは水中の垂直方向の溫度差を利用しエネルギーを得ることができ、世界の海洋エネルギーのうち最大規(guī)模となる。再生可能かつクリーンで、出力変動(dòng)が少ないといった特長(zhǎng)があり、大洋で垂直運(yùn)動(dòng)するArgoブイに特に適している。しかしそのエネルギー変換技術(shù)は前例がなく、難易度が極めて高かった。その上、材料、制御、機(jī)械?電力設(shè)備、システム工學(xué)など數(shù)多くの學(xué)科?分野に関わることになる。

國(guó)內(nèi)で唯一Argo認(rèn)証に合格したブイ供給業(yè)者である同研究所は、國(guó)防科技大學(xué)気象海洋學(xué)院と協(xié)力し、4年の月日をかけ海洋溫度差発電、相変化點(diǎn)制御、相変化チューブエネルギー貯蔵などの重要技術(shù)を把握し、多くの特許を取得した。ブイの試作機(jī)はCTD、溶解酸素、pH、音聲、光學(xué)などのセンサーを搭載可能。その中核技術(shù)は中國(guó)海洋探査設(shè)備に対して、盡きることなき動(dòng)力を提供できる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年12月21日