ブロックチェーンの概念が大いに盛り上がる今、攜帯電話メーカーもその輪に加わり始めた。聯(lián)想（レノボ）をはじめとするメーカーが最近、「ブロックチェーン対応攜帯」を次々に打ち出している。これは一體どういうことなのだろうか?！副本┏繄?bào)」が伝えた。

▽レノボがブロックチェーン攜帯

レノボグループはこのほど、「レノボブランドはスマートフォン業(yè)務(wù)のラインを復(fù)活させる」と宣言し、復(fù)活後の第一號(hào)機(jī)種を発表した。その中には「ブロックチェーン攜帯」と銘打った「S5」が含まれている。

レノボの常程副社長(zhǎng)の説明によると、「土臺(tái)になる部分で設(shè)計(jì)を行うのは、実際には単純な概念の問題ではない。S5は暗號(hào)化された安全な決済空間の『Z空間』を備え、システムの土臺(tái)にブロックチェーン技術(shù)を利用し、攜帯電話の最も土臺(tái)となる部分から整ったソリューションを提供するものであり、7段階のセキュリティにより決済の安全性がより高まったといえる。弊社の目標(biāo)は決済シーンで死角を殘さずにユーザーを保護(hù)することだ」という。

S5は基本的に現(xiàn)在主流の中級(jí)攜帯電話という位置づけで、クアルコムの「Snapdragon 625」プロセッサー、100級(jí)AI美顔技術(shù)、顔認(rèn)証、前面カメラ畫素?cái)?shù)1600萬、背面カメラ畫素?cái)?shù)1300萬プラス1300萬のデュアルカメラなどを搭載し、価格は999元（1元は約16.8円）からと安い。つまり、レノボは通常価格の人気商品を打ち出して、市場(chǎng)シェアを迅速により大きく獲得しようとしているのだ。

これと同時(shí)に、レノボの攜帯電話新ブランド戦略も見えてきた。モトとレノボの両ブランドによるブランド戦略だ。モトは主にオフラインに打って出て、レノボは新しいインターネットモデルで運(yùn)営を進(jìn)める。常氏は、「レノボの攜帯は『シーンに焦點(diǎn)を當(dāng)て、體験を刷新する』ことに力を注ぎ、攜帯電話、ビジネス生態(tài)圏、新小売の間にある障壁を取り払う」と述べた。

ブロックチェーン技術(shù)に照準(zhǔn)を當(dāng)てるのはレノボだけではない。長(zhǎng)虹もこのほど、「ブロックチェーン攜帯の『長(zhǎng)虹R8麒麟』を打ち出す」と発表した。ただその位置づけも機(jī)能の説明もはっきりせず、コンセンサスアルゴリズムのプルーフ?オブ?ワーク、指紋認(rèn)証技術(shù)、位置情報(bào)サービス（LBS）を利用することがわかっているくらいだ。狙いはユーザーのブロックチェーンへの參入のハードルを低くすることにあり、価格は2999元からで、限定販売になるという。

別の小規(guī)模メーカーの糖果手機(jī)も、「イーサリアムフォグファウンデーションと戦略的協(xié)力関係を締結(jié)し、世界初のブロックチェーン攜帯を開発する」と宣言。ブロックチェーンウォレットとブロックチェーンマイニングを取り入れたもので、価格は3999元になる。攜帯電話でマイニングするのがビットコインでないなら、何をマイニングするのだろうか。

このように數(shù)々のブロックチェーン攜帯が登場(chǎng)するが、何が新しい點(diǎn)なのだろうか。どのような技術(shù)的ブレークスルーがあるのだろうか。はっきりしないとする人が多く、攜帯メーカーは流行りに便乗しているだけ、人目を引こうといろいろやっているだけと手厳しい見方も少なくない。ブロックチェーンの熱が冷めやらぬ今、各産業(yè)や各業(yè)界には便乗組の企業(yè)が多くみられる。

調(diào)査會(huì)社カウンターポイントの■（門がまえに三）占孟?研究総監(jiān)の分析では、「現(xiàn)在の狀況から考えて、ブロックチェーン攜帯は宣伝の意味合いが実用的な意味合いよりも大きい」という。別の調(diào)査會(huì)社GfKの金瑞兆アナリストは、「目下のブロックチェーン技術(shù)の著実な応用はビットコインだが、攜帯にとってのバリューは今しばらく様子を見る必要がある」と述べる。

工業(yè)?情報(bào)化部は現(xiàn)在、ブロックチェーンの標(biāo)準(zhǔn)體系の構(gòu)築を進(jìn)めている。ブロックチェーン攜帯は流れに乗って華麗な舞を舞うのか、それとも一時(shí)的な話題で終わるのか。技術(shù)の進(jìn)歩がどうなるかで最終的な答えが出ることになる。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年3月23日