王毅國務(wù)委員兼外交部長（外相）は1日午前、ドミニカ共和國のバルガス外相と北京で「中華人民共和國とドミニカ共和國の外交関係樹立に関する共同コミュニケ」に署名した。コミュニケ署名の日より、中華人民共和國とドミニカ共和國は相互承認(rèn)し、大使級(jí)外交関係を樹立した。海峽両岸と國際社會(huì)はこのニュースに細(xì)心の注意を払った。中國とドミニカの國交樹立は両國民共通の願(yuàn)いであり、両國及び両國民の根本的利益にかない、歴史と時(shí)代の発展の潮流に沿ったものだ。両國の國交樹立によって、「一つの中國」原則の堅(jiān)持が國際社會(huì)の一致したコンセンサスであることが改めて証明された。（文：呉亜明?人民日?qǐng)?bào)海外版上級(jí)編集者。人民日?qǐng)?bào)海外版コラム「望海樓」掲載）

中國とドミニカの正式な國交樹立は、両國関係が新たな歴史の章を開いたことを示している。まさに王氏が指摘したように、これによって中國は中南米において互いに見守り助け合う良き友人が1人増えた。ドミニカは発展?振興の道において互恵協(xié)力の良きパートナーを1人得た。両國は南南協(xié)力を促進(jìn)し、発展途上國の共通利益を守る良き兄弟となる。ドミニカは中米?カリブエリアで最大のエコノミーであり、地域に対して重要な影響力を持つ。両國の國交樹立は中國と中南米全體の協(xié)力にとっても新たな原動(dòng)力となり、新たな空間を切り開く。

國交樹立の共同コミュニケで、ドミニカ共和國政府は世界には1つの中國しかなく、中華人民共和國政府が全中國を代表する唯一の合法的政府であり、臺(tái)灣地區(qū)が中國領(lǐng)土の不可分の一部であることを認(rèn)めた。このため、ドミニカ共和國政府は臺(tái)灣地區(qū)との「外交関係」を即日斷絶した。

ドミニカが「一つの中國」原則を承認(rèn)し、その遵守を約束し、いかなる前提條件も設(shè)けずに中國と國交を樹立したのは、自らの発展と自國民の幸福のためであり、新時(shí)代の中國の地位と役割の上昇による必然であり、國際法と國際関係の基本ルールに合致する。

1971年10月の第26回國連総會(huì)で採択された2758號(hào)決議は、中華人民共和國政府が全中國を代表する唯一の合法的政府であることを明確にした。中國の駐メキシコ大使、駐アルゼンチン大使、駐エクアドル大使を歴任した曾剛氏は「決議の確認(rèn)した『一つの中國』原則はすでに國際社會(huì)の広範(fàn)な共通認(rèn)識(shí)、広く認(rèn)められた國際関係の準(zhǔn)則となっている。近年、ガンビア、サントメ?プリンシペ、パナマが次々に中國と國交を回復(fù)した。中國は常に世界平和の建設(shè)者、世界発展の貢獻(xiàn)者、國際秩序の維持者であるとの理念を大変尊重し、これに同意したものだ。中國との國交樹立はドミニカにとって、前へと踏み出した正しく重要な一歩だ。ドミニカは國連総會(huì)2758號(hào)決議を支持する他の175カ國と同じ側(cè)に立った」と指摘する。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年5月2日