香港嶺南大學社會科學學院の院長を務める魏向東教授はこのほど、內陸部農村地區(qū)の教育水準を引き上げ、都市と農村の教育格差を縮小する目的で、「大學生によるオンライン教育計畫」プロジェクトを立ち上げた。同プロジェクトは、田家炳基金會からの資金援助を受け、嶺南大學がオンライン授業(yè)システムを構築し、嶺南大學の學生をボランティアとして募集し、內陸部の僻地にある農村地區(qū)の住民に遠隔教育を提供するというものだ。人民日報海外版が報じた。
「大學生によるオンライン教育計畫」は、今のところ、湖南や江西の貧困地區(qū)にある農村學校89校を対象とすることが確定している。4月から、嶺南大學の學生30人以上が、このうち6校の30クラス以上の授業(yè)を、ボランティア教員として受け持っている。
プロジェクトの発起人である魏教授は、「計畫で今學期開講しているのは、主に音楽科目と美術科目だ。今後は、嶺南大學の教育面での優(yōu)位性が體現(xiàn)できる、內陸部農村地區(qū)の學生に適した文化?教養(yǎng)授業(yè)も展開していく。オンライン教育の対象地域も、広東や広西などにも拡大する。また、大學生を連れて農村部まで実地研修に出向き、関連する教育交流活動を行うことも計畫している」と説明した。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年5月7日
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