中國商用飛機有限責任公司と內(nèi)蒙古（內(nèi)モンゴル）自治區(qū)初の地域航空會社?天驕航空は、15日に北京で中國國産ジェット機「ARJ21」の取引合意に調(diào)印した。合意に基づき、商用飛機は年內(nèi)に天驕への同機の引き渡し第1弾を終え、2019年に初飛行を?qū)g現(xiàn)し、天驕は國産機のみで編成された初の航空會社になる見込みだ。これはつまり中國の商用機の市場化や産業(yè)化が新たなステージに入ったことを意味する。中國中央テレビが伝えた。

ARJは中國獨自開発の次世代リージョナルジェット機で、乗客は最大90人、航続距離は最長3700キロメートル、大都市と中小都市の間、中小都市間を結(jié)ぶ短距離路線の輸送ニーズに応える。極寒の環(huán)境や高原地帯での性能が著しく向上し、中國中西部の空港の離著陸條件や複雑な路線での障害物回避といった要求に応えられるのはもちろん、內(nèi)蒙古エリアの地域航空路線の運営ニーズにもよりよく応えることができる。

地理的にみると、內(nèi)蒙古自治區(qū)は北東ー南西方向に斜めの細長い地形をしており、東西は直線距離で2400キロメートル、南北は1700キロメートルだ。東北、華北、西北の各地域にまたがり、8省?自治區(qū)と隣り合い、ロシア、モンゴルと國境を接する。區(qū)內(nèi)の都市は分散し都市間の距離が遠いため、中小規(guī)模の地方空港がたくさんあり、リージョナル機の運営に適している。

2015年11月29日、「ARJ21」は第1機が成都航空に引き渡しされ、これにより國産ジェット旅客機は技術(shù)の研究開発から市場の運営に至るブレークスルーを達成した。

國産大型旅客機「C919」に比べ、「ARJ21」はサイズの面では「小型機」に屬すが、大型機のために民間旅客機の耐空性テストや市場運営の模索を行い、中國民間機の市場化?産業(yè)化発展の道を探る役割を擔う。これまでに8機が引き渡しされて運航を開始し、のべ16萬人以上の旅客を安全に輸送した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年10月16日