人民中國雑誌社や日本科學(xué)協(xié)會、在日本中國大使館が共催する「Panda杯全日本青年作文コンクール2018授賞式」が15日夜、在日本中國大使館で開催され、同大使館の程永華大使、日本科學(xué)協(xié)會の大島美恵子會長などがゲストとして出席し、受賞者に賞を授與した。人民網(wǎng)が伝えた。
同作文コンクールは2014年に始まり、今回で5回目。今回のテーマは「@Japan わたしと中國」で、応募資格は16-35歳の日本人。応募數(shù)は4年連続で伸び続けており、今年は昨年比で25.3%増の624點が集まった。最終的に、優(yōu)秀賞10人、入選10人、佳作35人、団體賞3人が選ばれた。
在日本中國大使館の程永華大使は挨拶の中で、「指導(dǎo)者から一般大衆(zhòng)に至るまで、両國の各界の努力により、昨年から中日両國の関係が良い方向に向かうようになった。特に今年は李克強総理の公式訪日、安倍晉三首相の公式訪中を通じて、相互信頼を少しずつ深め、互いに協(xié)力のパートナーであり、脅威とならないという共通の意思を再確認(rèn)し、今後の平和友好協(xié)力を再スタートさせた。さらに、両國政府は2019年を『中日青少年交流促進年』とすることを確定した。このような両國関係の大きな改善の勢いが、皆さんが中國との交流を行う上で、より良い環(huán)境となると思われる。このような狀況をきっかけとして、皆さんが中國との交流を深め、拡大させ、さらには日本の多くの國民が中國との交流に參加することを期待している」とを語った。
日本科學(xué)協(xié)會の大島美恵子會長は挨拶の中で、「日中両國の関係は今、あらゆる面で互いが歩み寄ろうとする姿勢が明確になりつつある。このような狀況下で、次世代を擔(dān)う若者たちが中國を訪れ、現(xiàn)地の様々な人と交流を経験する機會を作っていくことは、両國関係の未來にとって大きな糧となる。また、現(xiàn)在、SNSを通して國境の壁が低くなってきており、あらゆる情報を瞬時に手に入れることができる。そのため、実際にその情報が正しいものかどうかを冷靜に判斷し処理する力が求められている。日中関係に関しても、氾濫する情報に惑わされないように、できる限り直接相手の國に足を運び、自分の目で見て確かめてほしい。そして、皆さんが目にし、実感した中國について、友人や家族と大いに語り合い、SNS上で発信していってほしい」と語った。
そのほか、人民中國雑誌社東京支局の于文支局長、作文コンクールの審査員を務(wù)めた東日本國際大學(xué)の西園寺一晃客員教授などのゲストも挨拶を行った。ゲストらは、日本の若者の中國への深い理解、中日両國の青年友好交流の発展に対する期待を語った。
その後、程永華大使や大島美恵子會長らが受賞者たちに表彰狀を授與した。
受賞者代表の本間雅恵さんは挨拶の中で、「知らないことが世界にはあふれており、それらを全て知ることはできないが、少しでも事実に近いものを知ることはできる。今目の前にある景色をそのまま受け止めるのではなく、いつもとは少し違った角度で見る。これだけでも新たな一面が見えてくる。このように、與えられたもの、教えてもらったことをそのまま受け入れるのではなく、自分の中で消化し、思考を重ね行動していくことが大切」とした。
今年の受賞者上位20人は11月16日から1週間、中國研修旅行に參加する。訪中団は、北京と成都の2都市を訪問し、名所舊跡を訪れるだけでなく、現(xiàn)地の中國人學(xué)生と交流を行い、成都パンダ繁育研究基地ではパンダと觸れ合う。(文?木村雄太)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年11月16日
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