中國の「植樹節(jié)」制定40周年を記念する初の記念切手の発表セレモニーが11日に北京で行われた。記念切手は、1セット1枚で、額面金額は1.20元（約17円）。木の幹のように上に伸びる2本の手と、木の枝のように広がる5本の指がデザインされ、自分の手で、種をまき、木を植え、共に地球の生態(tài)環(huán)境を改善していこうというメッセージが込められている。そして、3月12日の植樹節(jié)の日付を示す「3.12」という數(shù)字を両手によって捧げられている。枝のには青々とした葉がびっしりと生い茂るように描かれており、その葉っぱに囲まれるように都市や農(nóng)村、山河や飛ぶ鳥、白い雲(yún)がデザインされている。このように植樹を通して、緑あふれる山、きれいな水の流れる河に囲まれた美しい中國を共に建設(shè)しようというメッセージが込められている。切手の印刷には緑系の特殊な専用インクが使用されており、紫外線を當てると木が生い茂り、「40」という數(shù)字、「植樹の義務(wù)を果たし、美しい中國を共に建設(shè)しよう」という文字が浮かび上がる。

1979年、第5期全國人民代表大會（全人代）常務(wù)委員會第6回會議で、毎年3月12日を中國の植樹節(jié)とすることが決定した。當時、中國の森林カバー率は12％だったものの、現(xiàn)在では21.66％にまで改善している。また、森林蓄積は改革開放（78年）當初の86億5600萬立方メートルから151億3700萬立方メートルまで増え、人工林面積は世界一となっている。中國は、森林資源の増加ペースが最も速い國で、「中國の緑」は世界の生態(tài)ガバナンスに多大な貢獻をし、國際社會から高い評価を受けている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年3月13日