2018年9月14日、雄安市民サービスセンターで路上テスト中の自動運(yùn)転物流車両。

今年の中國政府活動報(bào)告は、ビッグデータや人工知能（AI）などの研究開発と応用を掘り下げ、次世代情報(bào)技術(shù)、先端設(shè)備、バイオ醫(yī)薬、新エネ車、新材料などの新興産業(yè)クラスターを育成し、デジタル経済を強(qiáng)化すると提起した。AIは2017年の政府活動報(bào)告に初登場してから3年連続で報(bào)告に書き込まれており、AI発展に対する中國政府の重視が十分に示されている。人民日報(bào)が伝えた。

AIの中國における力強(qiáng)い発展は、世界から注目されている?！钢袊鳤I発展報(bào)告書2018」によると、2017年の中國AI市場規(guī)模は前年比67％増の237億4000萬元（1元は約16.6円）に達(dá)した。同報(bào)告書はまた、中國の現(xiàn)在のAI企業(yè)數(shù)は世界2位であり、AI投融資規(guī)模が世界最大の國になっていると指摘している。世界と比較すると、中國のAI発展はすでに世界の先頭集団に入っている。

AIは近年、テクノロジー分野や商業(yè)応用のみに留まらず、多くのAI製品が人々の日常生活に進(jìn)出し、衣食住と移動を便利にしている。

河北省の雄安新區(qū)では、初の「無人スーパー」が正式にオープンした。利用客は顔認(rèn)証で店內(nèi)に入ると、電子チップが內(nèi)蔵されている商品タグにより自動的に認(rèn)識?決済できる。顔認(rèn)証やモーションキャプチャーなどの技術(shù)により、スーパーは「店員ゼロ」をほぼ実現(xiàn)し、利用客の決済にかかる時(shí)間を大幅に短縮した。

北京國際図書城の、敷地面積30平方メートルの「新華生活＋24時(shí)間無人スマート書店」は、北京市初の24時(shí)間無人のスマート書店だ。利用客が顔認(rèn)証で店內(nèi)に入り商品を選び、さらにロボットによる決済を受け、店を出るまで自動化されている。

上海市松江區(qū)では、世界初の自動運(yùn)転清掃車が登場した。一般的な清掃車と変わらないように見えるが、毎朝未明になるとこれらの車両は自動的に目を覚まし、駐車場からゆっくり出発し清掃を行う。フロント部分と車體に多くのセンサーが取り付けられているため、走行中に自分が置かれている位置を感知し、信號を認(rèn)識し、障害物や歩行者を自動的に回避する。

先ほど開催された第13期全人代第2回會議の記者會見において、大會報(bào)道官の張業(yè)遂氏は、「中國はAI技術(shù)の発展と応用の促進(jìn)に取り組む一方で、事前の予防と規(guī)制を強(qiáng)化することで安全を管理する必要がある。デジタル安全法、個人情報(bào)保護(hù)法、科學(xué)技術(shù)進(jìn)歩法の改正など、AIと関連する立法プロジェクトを立法計(jì)畫に入れる。それと同時(shí)にAI関連の立法を緊急研究プロジェクトに組み入れ、AIの革新と発展に力強(qiáng)い法治的保障を提供するよう努力していく」と指摘した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年3月13日