ボアオ?アジアフォーラム年次総會が28日に海南省博鰲(ボアオ)で開催された。ボアオ?アジアフォーラムの古くからの友人である日本の福田康夫元首相は中國中央テレビの単獨インタビューに応じ、近年の中國について最も印象深いこととして、中國経済が「中國の速度」から「中國の質(zhì)」へと転換しつつあることを挙げた。中央テレビ網(wǎng)が伝えた。
ボアオの古くからの友人であり、中國の古くからの友人でもある福田氏は「ここ數(shù)年中國経済は急速に発展している。中國は人口が多いが、経済成長率は非常に高く、経済成長の絶対値も非常に大きい。中國経済は毎年7%前後の速度で成長している。これは他の10カ國の成長量に大體相當する。だが経済を拡大するだけでは不十分であり、経済発展の內(nèi)容と質(zhì)も重視しなければならない。現(xiàn)在中國政府が経済発展の質(zhì)を高めるべく全力を挙げていることを私は理解している」と述べた。
こうした中國政府の様々な措置について、福田氏は特に「外商投資法」に言及し、「私はこうした政策に注目し続けている。これは経済発展の質(zhì)を一層高める後押しとなる。これ以外にも、中國は各方面で様々な変化が生じている。こうした変化はいずれも、優(yōu)れたものに変えようとする一連の政策のおかげだ。こうした変化がなければ、中國経済は規(guī)模の変化だけになる」と述べた。
両國関係については「日中関係は確かに現(xiàn)在回復(fù)しつつあるが、この関係が表面的な友好にとどまることがあってはならず、深いレベルの交流と相互理解を築くことがより必要だ」と述べた。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年3月29日