今月北京で開催される第2回「一帯一路」國際協(xié)力サミットフォーラムに國內(nèi)外の世論は大変注目している。（文：羅建華。北京青年報掲載）

「一帯一路」イニシアティブは習近平國家主席が國內(nèi)と國際の両大局を統(tǒng)合的に考えて打ち出した重大な國際協(xié)力イニシアティブであり、すでに124の國と29の國際組織が中國側と「一帯一路」協(xié)力文書に調(diào)印している。2013年秋の出発から6年近く、「一帯一路」イニシアティブは時代の潮流に順応し、協(xié)力?ウィンウィン、共同発展という各國の願いに符合し、國際的に広範かつ深い影響を生じ、広く歓迎される國際公共財となった?！敢粠∫宦贰菇ㄔOは時代の使命を擔う世紀のプロジェクトとして、世界の発展プロセスに新たな1ページを開いた。

「一帯一路」は中國発だが、世界のものだ。習主席は「中國が『一帯一路』イニシアティブを打ち出したのは、新たな情勢下で全方位的開放を拡大する重要な措置であり、発展のチャンスと成果をさらに多くの國々と分かち合おうと盡力するものでもある」と指摘した?！敢粠∫宦贰箙f(xié)力を通じて、東部アフリカには初の高速道路ができ、モルディブには初の海を跨ぐ大橋ができ、カザフスタンは初の海への道を獲得し、東南アジアは現(xiàn)在高速道路を建設しており、國際定期貨物列車「中歐班列」はユーラシア大陸最長の協(xié)力の紐帯となっている。ケニアでは「世紀のプロジェクト」と稱されるモンバサ―ナイロビ鉄道が完成し、現(xiàn)地に累計5萬人近くの雇用を創(chuàng)出し、経済成長率を1.5ポイント押し上げた。こうした鮮やかな客観的事実は、「一帯一路」イニシアティブが各國の発展プロセスを加速し、沿線の民生のニーズを改善し、世界各國の協(xié)力?ウィンウィン、共同発展の新たな道を切り開いたことを物語っている。

習主席は「『一帯一路』共同建設はグローバル?ガバナンス體制変革の內(nèi)在的要請に順応し、同舟相救い、権限と責任を共に擔う運命共同體意識をはっきりと示し、グローバル?ガバナンス體制変革を完全なものにするための新たなアプローチと新たな構想を提供した」と指摘した。現(xiàn)実に目を向けると、「一帯一路」共同建設は「相互尊重、対等な協(xié)議、開放?包摂、互恵?ウィンウィン」を堅持し、「共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う」グローバル?ガバナンス観を堅持し、世界の相互接続を積極的に後押しし、経済グローバル化のより開放的、包摂?shù)膜扦ⅳ蓼亭鲪{の及ぶ、均衡あるウィンウィンの方向への発展を後押しし、人類運命共同體と新型の國際関係の構築の持つ深い意味を體現(xiàn)しており、人類運命共同體と新型の國際関係の構築の重要な実踐の場である。

「一帯一路」は経済協(xié)力イニシアティブであり、各國の共同発展を支えることが目的であり、誰もが平等な參加者、貢獻者、受益者であるとの認識が世界の識者の間で広がっている?！敢粠∫宦贰工祥_かれた、包摂?shù)膜耐该餍预ⅳ毪猡韦扦ⅳ?、閉鎖的?排他的な小グループをつくるものではなく、強制的売買をするものでもない。シルクロード精神を?qū)Г恕⑷祟悿稀敢粠∫宦贰菇ㄔOの過程で向き合って進み、出會い、親しく付き合い、共に発展する光明に満ちた大道を共に歩む。

6年近くのたゆまぬ努力を経て、「一帯一路」はすでに土臺を固め、骨組をつくる段階を完了して、根を張り、花開き、実を結ぶ全面的推進の段階に移っており、重大な協(xié)力のチャンスを迎えている?！敢粠∫宦贰箛H協(xié)力について各者が積極的な共通認識を形成し、成功を収めた2017年5月の第1回サミットフォーラムに続き、今月下旬にも同じ北京で開催される第2回サミットフォーラムへの期待が高まっているのは自然なことだ。

過去百年間なかった大きな変動に直面し、保護主義と一國主義が臺頭し、不安定化要因と不確定要因が増加する中、今回のサミットフォーラムは必ずや國際経済協(xié)力の強化、世界経済の成長促進、開放型世界経済の構築という積極的なメッセージを?qū)澩獾膜藖护ā⒏鲊仁澜绀谓U済成長のためにさらに多くの原動力を掘り起こし、國際経済協(xié)力にさらに大きな空間を切り開き、人類運命共同體と新型の國際関係の構築のために新しい重要な貢獻をすると確信するに足る理由がある。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年4月1日