中國自動車メーカー?比亜迪（BYD）の日本における業(yè)績は特筆に値する。同社によると、現(xiàn)在日本の市內(nèi)路線バス市場において、電気バスの3臺に1臺がBYD社製だという。経済參考報が伝えた。

しかしBYDはこの現(xiàn)狀に満足しているわけではない。BYDアジア太平洋自動車販売事業(yè)部総経理の劉學(xué)亮氏は、「今後BYDは日本向けに全方位的で多様化した新エネルギー製品パッケージを打ち出す計畫だ。それには電気バスやトラック、フォークリフトなどより多くの電気自動車車種と、より多くのモデルの太陽エネルギー製品?蓄エネルギー設(shè)備が含まれる」と明かす。多様な新エネルギー製品パッケージのうち、BYDは日本向けにカスタムメイドされた電気バス「J6」に大きな期待を寄せている。今年3月25日、BYDは東京で、日本仕様車両「J6」を受注したと発表した。

他の自動車メーカーの製品と比べ、「J6」の優(yōu)位性はコンパクトな車體（車長6.99メートル、車幅2.06メートル、車高3.1メートル）と低床設(shè)計にあり、日本の高齢化社會のニーズを満たし、日本の狹い道でもスムーズに支障なく運行できる點にある。「J6」は販売価格もリーズナブルで、単価（稅別）はわずか1950萬円と、ほぼ日本製ディーゼルバスの価格と同程度である?！浮篔6』は東京オリンピック前に納品予定で、今後5年で1000臺の販売を目指す」。この目標(biāo)販売臺數(shù)は、「J6」の競爭優(yōu)位性に対するBYDの自信の表れだ。

車両の「カスタムメイド」は、自動車メーカーがより大きなシェアを手にし、新たな発展段階へとまい進することの重要なシンボルと見なされてきた?！窲6」はBYDが初めて打ち出したカスタムメイド?バスではない。2015年10月、BYDは英國ロンドンのランカスター?ハウス向けに世界初のダブルデッカー電気バスを製造している。このバスは車両の重量と距離のバランス、車両の空間と電気量のバランスといった難題の解決に成功した。

劉氏は、「我々は各市場の『オリジナルニーズ』に合わせ、車両のサイズや外観、機能に対し革新的な研究開発と製造を行うことが可能だ」と強調(diào)する。業(yè)界関係者は、「これはBYDが電気自動車のコア技術(shù)をすっかり理解し、世界で300以上の都市に電気バスを納品した豊富な経験を持っていることと切り離せない」と指摘している。

5月中旬、日本列島のほとんどの地域は次々と夏モードに入ったが、標(biāo)高1400メートル以上の高原濕地である尾瀬國立公園の森の中には、まだ解けていない積雪が依然としてあちこちに殘っている。18日、日本百景の一つである尾瀬國立公園で、BYD電気バス運営開通式が行われた。このことは、BYDの電気バスが尾瀬國立公園で正式に運行を開始したことを意味する。BYDの日本市場での電気バス納品は京都、沖縄、巖手に次いで4回目となる。

尾瀬國立公園は福島県や栃木県、群馬県、新潟県の4県をまたぎ、尾瀬と會津駒ヶ岳、田代山、帝釈山など周辺地域は日本で最大規(guī)模の山岳濕地となっている。春から夏にかけて、尾瀬の濕地にはさまざまな花が美しさを競い、すがすがしい空気と美しい風(fēng)景が人々を名殘惜しく立ち去りがたい気持ちにさせている。「１萬年前に形成された濕原」の自然景観を守るため、日本側(cè)顧客である會津乗合自動車株式會社はゼロ?エミッションのBYD電気バスを?qū)毪筏?。同社の佐藤俊材社長は以前こう語っている?！笟W米市場の自動車メーカーや末端のバス事業(yè)者を相次いで訪問し、最終的にBYDを選んだ。BYDは電気自動車の核心技術(shù)を確立しているだけでなく、製造規(guī)模も巨大だ。このような會社は我々が信頼するに値する」。（編集AK）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年5月24日