高齢化に苦しむ日本は、思い切って高齢者にターゲットを定めた。より多くの高齢者が働き続け、中には70歳近い人もいる。出勤ラッシュ、帰宅ラッシュにはこざっぱりした服裝だが背中の曲がった高齢者の姿がみられ、銀髪のサラリーマンは日本ではもはや珍しくない?，F(xiàn)在のような「定年になっても働き続ける」から未來に予想される「生涯定年なし」まで、こうした動(dòng)きの背後に隠れているのは、よりはっきりと現(xiàn)れているのは、労働力不足に直面して進(jìn)退窮まった日本の現(xiàn)狀だ。「北京商報(bào)」が伝えた。

▽定年のない社會(huì)

「生涯働き続ける」は、日本では大まじめに言われていることだ。日本政府は今月15日、働く意志のある高齢者が70歳まで働けるようにすることを目指す「高齢者雇用安定法」改正案の概要を発表した。日本政府は目標(biāo)達(dá)成に向けてエンジン全開で、企業(yè)に定年を70歳まで延長(zhǎng)するよう求めるほか、高齢の社員の他企業(yè)への再就職や起業(yè)を支援するよう求める。

現(xiàn)行の「高齢者雇用安定法」では、企業(yè)は働く意欲のある65歳以下の社員を雇用しなければならない。2013年に安倍晉三首相が就任すると法案を後押しして可決させると同時(shí)に、この規(guī)定を企業(yè)の義務(wù)として普及させた。そして今、安倍政権は再び高齢者をめぐって動(dòng)き出した。

データによると、17年の日本では70歳以上の人口が100萬人増加して2618萬人に達(dá)し、総人口の20.7％を占めた。65歳以上は28.1％に達(dá)し、このうち807萬人が現(xiàn)役で働き、過去最高を記録した。世界保険機(jī)関（WHO）の基準(zhǔn)では、65歳以上の人口が総人口に占める割合が7％に達(dá)した國(guó)家は、「高齢化社會(huì)」に突入したことになる。20％を超える日本は紛れもなく「超高齢化社會(huì)」に突入している。

高齢化の負(fù)擔(dān)の下、安倍首相は65歳以上の高齢者の雇用促進(jìn)を「新経済成長(zhǎng)戦略」の柱の1つとした。昨年9月にはインタビューに答える中で、何歳になっても働きたい人が労働に參加できて「生涯働き続ける」、「生涯活躍する」社會(huì)を作ると述べた。これを前提にして、醫(yī)療や年金などの社會(huì)保障制度も含めた総合的な改革を進(jìn)めるとした。

▽高齢化の苦難

日本では「定年になっても働き続ける」のは當(dāng)たり前になっている。17年に日本の働く高齢者は前年比5％増加して807萬人になり、雇用者數(shù)の12.4％を占めて、過去最高を更新したと同時(shí)に、日本の高齢者雇用指數(shù)が14年連続で上昇することにもなった。