「第30回 國際 文具?紙製品展 ISOT」が26日から28日にかけて、東京のビッグサイトで開催されている。同展は文具?紙製品、オフィス用品が出展されるアジア最大の商談専門展で世界的にも有名な文具展の一つであり、また業(yè)界関係者にとっては會(huì)場で商品の注文ができる商談専門展の一つとなっている。同展には人民日報(bào)と故宮博物院が提攜した「故宮の文房具」も出展されており、故宮の文化を核にデザインされた美しい文房具「故宮の文房具」は今回、日本で初の出展となり、最新の故宮文化要素が表現(xiàn)された全カテゴリーの文房具が日本の消費(fèi)者に向けて紹介された。人民網(wǎng)が伝えた。
「故宮の文房具」ブースでは「海錯(cuò)図」や「故宮瑞獣」、「故宮建築彩色上絵」、「金榜題名麒の祥」の4シリーズによる様々なデザインの文房具が出展されていた。「海錯(cuò)図」シリーズのノートには清朝の畫家?聶▼(▼は王へんに黃)が中國の沿海部で見聞した様々な生物に関する記載をページに印刷している。「額の消しゴム」には故宮建築の伝統(tǒng)技術(shù)である「◆卯(◆は木へんに隼)」が使われており、それぞれの額を自由に組み合わせて様々なデザインにすることができる?!腹蕦mの文房具」は同展でその獨(dú)特な魅力により、多くの日本人來場者や業(yè)界関係者らの注目を集めている。
今回、同展に出展するために訪日した雑誌「國家人文歴史」の総編集で「故宮の文房具」の創(chuàng)始者である王翔宇氏は、「『故宮の文房具』は故宮文化を表現(xiàn)した文房具であり、故宮の建築や文化財(cái)、歴史をテーマとし、故宮の美學(xué)や文化財(cái)の知識(shí)を深く掘り下げたものとなっている」と述べた。また、王氏は、「人民日報(bào)社は21日、『美の継承、未來の創(chuàng)造』と題した『第1回故宮の文房具クリエイティブデザインコンテスト』の始動(dòng)式を行った。同コンテストは故宮の蕓術(shù)要素や文化の積み重ねを基礎(chǔ)とし、環(huán)境に優(yōu)しく、斬新で実用的な材料を使用し、機(jī)能がさらに向上?最適化された文房具をデザインするよう、參加者に呼びかけている」と説明した。さらに、王氏は、「『故宮の文房具』を今回東京で出展したのは、主に全世界の協(xié)力パートナーおよび優(yōu)秀なデザイナーを募集するためであり、海外の人たちが故宮を代表的な中國の優(yōu)秀な伝統(tǒng)文化とし、日常的に使用する文房具を通して、生活美學(xué)へと転化させ、中國國內(nèi)の文化クリエイティブおよびアートデザインを超越した発展をさらに推し進(jìn)めることを願(yuàn)っている。また、デザインコンテストの審査委員會(huì)は、文化やアート業(yè)界、デザイン業(yè)界の優(yōu)秀な代表者で構(gòu)成されており、彼らは作品の評(píng)価を行い、入選作品の中で現(xiàn)代のスマートライフに最も寄り添い、近代的な審美眼を表現(xiàn)した故宮の文房具デザイン作品を選出する。受賞作品のデザインはライセンス商品化され、量産されるだけでなく、そのデザイナーには、『故宮の文房具』の特別デザイナーの稱號(hào)が與えられ、『故宮の文房具』の新作発表會(huì)に招待される」と続けた。
「第1回故宮の文房具クリエイティブデザインコンテスト」の賞金総額は100萬元(1元は約15.7円)以上となっている。同コンテストは21日に正式に始動(dòng)し、応募期間は7月20日までとなっている。國內(nèi)外の優(yōu)秀なデザイン機(jī)関、デザイナーおよび全世界の人々を?qū)澫螭俗髌筏蚰技筏皮?、機(jī)関名もしくは個(gè)人名で參加することができる。作品に関しては「中國文化の國際化を表現(xiàn)し、伝統(tǒng)文化の現(xiàn)代化を表現(xiàn)」することをデザインの原則としており、故宮の伝統(tǒng)文化を現(xiàn)代の文房具へと転化させ、デザインすることを求めている。參加者はメールアドレス: gugongdc@renminwt.cnに作品デザインを投稿することができる。
(文?木村雄太)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年6月28日