人民網(wǎng)の単獨(dú)取材を受けるパン?ギムン氏（撮影?何卓彥）。

前國(guó)連事務(wù)総長(zhǎng)のパン?ギムン（潘基文）氏は27日、北京で人民網(wǎng)による?yún)g獨(dú)取材を受けた際、「米國(guó)が多國(guó)間主義に回帰することを望む」と述べ、「ある國(guó)の実力がどれだけ強(qiáng)大で、資源がどれだけ豊富であっても、孤立主義では通用しない」と指摘した。人民網(wǎng)が伝えた。

2017年10月に國(guó)連教育科學(xué)文化機(jī)関（ユネスコ）を脫退し、2018年6月には國(guó)連人権理事會(huì)を脫退、2019年4月には「武器貿(mào)易條約」からの離脫を宣言といったように、トランプ政権の発足以來(lái)、米國(guó)が相次いで複數(shù)の多國(guó)間協(xié)議と國(guó)際機(jī)関から離脫したことは、世界の首脳や國(guó)際世論にグローバルな多國(guó)間體系に対する深い懸念を抱かせている。

こうしたことを背景に、國(guó)連第8代事務(wù)総長(zhǎng)を務(wù)めたパン?ギムン氏は27日に人民網(wǎng)の単獨(dú)取材を受けた際、「米國(guó)が國(guó)際協(xié)力を強(qiáng)化し、多國(guó)間主義に回帰することを望む」と述べた。

パン氏は、「かつて多國(guó)間體系によって利益を得ていた一部の國(guó)、特に米國(guó)は、今では國(guó)際的な多國(guó)間體系を離脫しようとしている」と指摘。さらに「米國(guó)はすでに気候変動(dòng)に関する『パリ協(xié)定』や國(guó)連人権理事會(huì)、ユネスコ及び多くの多國(guó)間機(jī)関を離脫している。米國(guó)が多國(guó)間體系に回帰することを心から願(yuàn)う」と付け加えた。

パン氏は「多國(guó)間主義の堅(jiān)持は現(xiàn)在の世界平和と繁栄のいしずえであり、國(guó)連が一貫して提唱してきた精神でもある」と強(qiáng)調(diào)した。

パン氏はさらに「多國(guó)間主義と団結(jié)協(xié)力がなければ、我々は何も成し遂げることはできないだろう?！亥靴陞f(xié)定』も実質(zhì)的な進(jìn)展を遂げることは難しい」と語(yǔ)った。

多國(guó)間主義の重要性について話が及ぶと、パン氏は「ある國(guó)の実力がどれだけ強(qiáng)大で、資源がどれだけ豊富であっても、単獨(dú)プレイでは通用しない。各國(guó)政府や企業(yè)、社會(huì)全體が手を攜えて共に世界的な試練に対応するべきだ」と述べた。（編集AK）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年6月28日