また、江原氏は、「世界経済は今やAI、モノのインターネット（IoT）、ビッグデータ、シェアエコノミーなどを代表とする第4次産業(yè)革命期に入りつつあり、今後、経済?貿(mào)易活動における國家間の時間的経済距離を急速に縮めてゆくと考えられる。また、これまでと大きく異なる世界経済環(huán)境の出現(xiàn)を前に、新たなグローバルガバナンスの『枠組み』構(gòu)築が差し迫った課題となっている」との見方を示した。

さらに、江原氏は、「中國は、公正で客観的な世界経済、グローバルガバナンスの改革を提起している。ここでいう『公正で客観的』とは、例えば、今後の発展が期待され、世界経済の発展に大きく貢獻(xiàn)しつつあるアジア、発展途上國の國際社會での発言権の向上が意図されていると考えられる。これは、世界最大の発展途上國と自稱する中國ならではの発想であり、だからこそ説得力があるといえる。それと同時に中國は、世界経済、グローバルガバナンスの改革に対し、『三共原則(共に話し合い、共に建設(shè)し、共に分かち合う)』で対応しようとしているといえる。これまでグローバルガバナンスの転換期において、世界と『共に』を強(qiáng)調(diào)した國は中國をおいてほかにはなかった。特筆すべき點として、世界経済、グローバルガバナンス分野における世界と『共に』の中國の発想とその実踐は、2030年が最終年となる國連SDGs（國連の持続可能な開発目標(biāo)）の実現(xiàn)に大きく貢獻(xiàn)すると考えられる」と語った。

「一帯一路」が世界経済発展に貢獻(xiàn)することに期待

最後に、江原氏は、「中國の改革開放が世界経済発展に大きく貢獻(xiàn)してきたことは世界の認(rèn)めるところ。こうした中國経済の貢獻(xiàn)は、『一帯一路』建設(shè)、第4次産業(yè)革命のリーダーシップに受け継がれるのではないかと考えられる。各國の中國との経済交流の推進(jìn)は、第三國市場協(xié)力の拡大などを通じ、世界経済発展に貢獻(xiàn)することを期待している」と語った。（文?木村雄太）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年7月1日