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電波望遠(yuǎn)鏡「中國天眼」を拡張 地球外生命の探査を支援

人民網(wǎng)日本語版 2019年08月05日15:04

科學(xué)者によると、住むのに適した星には、水と適切な溫度と大気が必要なだけでなく、磁場も必要な條件だという。「科技日報」が伝えた。

世界最大の口徑をもつ電波望遠(yuǎn)鏡である500メートル球面電波望遠(yuǎn)鏡(FAST)が太陽系外の宇宙を観測し、地球から約100光年の範(fàn)囲內(nèi)で地球のように磁場をもった惑星を探査し、地球外生命の探査に力を貸す。最近、中國やフランスなどの天文學(xué)者が科學(xué)誌「天文と天體物理學(xué)研究」にこのような観測探査計畫を発表した。

中國科學(xué)院國家天文臺の研究員でFASTチーフエコノミストの李■(草かんむりの下に的)さんは、「惑星に磁場があれば、主恒星の恒星風(fēng)の作用により、電磁放射が生じる。特に伝播の周波數(shù)スパンが広い周波數(shù)帯でそうなる。さらに地上の電波望遠(yuǎn)鏡についていえば、大気圏は『透明』で、つまり宇宙からの電波信號はエネルギーが低く、波長が長く、大気圏を通り抜けるときに散亂しにくく、まとまった情報を維持したままで地上の望遠(yuǎn)鏡の2つの『目』によってキャッチされるということだ」と述べた。

李さんは続けて、「FASTの最大の優(yōu)位性は電波信號をキャッチする総面積が大きく、感度が高いことだ。FASTはすでに感度を極限まで高めているが、口徑に制約があるため、太陽系外の惑星を観測する際の解像度が理想的な水準(zhǔn)には達(dá)していない。私たちはFASTの拡張建設(shè)を行い、空間解像度を10-100倍高めたいと考えている。現(xiàn)在の計畫では口徑5メートルのアンテナと簡易キャッチユニットを採用し、既存の球面の周囲に設(shè)置して密集型ネットワークを構(gòu)築し、元々ある300メートル規(guī)模の有効基線を數(shù)十キロメートルに拡大する。コスト軽減のため、拡張するユニットそれぞれにデジタル信號の処理裝置を設(shè)置することはせず、光ファイバーを利用してキャッチした電波信號を直接FASTの総処理裝置に伝送する。こうすれば、『天眼』の弱い発信源に対する反応性が大幅に向上し、『視力』がさらに高まる」と述べた。

FASTが太陽系外の惑星からの電波信號をキャッチするようになれば、人間が暮らすことのできる太陽系外惑星の探査の新しい窓が開かれたことになる。(編集KS)

「人民網(wǎng)日本語版」2019年8月5日

  

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