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日本で盛んな「中古経済」 その発展の道は?

人民網(wǎng)日本語版 2019年07月31日09:59

見たところ真新しい服も、トレンドが去れば著なくなる。攜帯電話は1年もすると新機(jī)種が出てきて、使ってみたくなる。今や、旺盛な消費(fèi)意欲をもった中國人は、家にある古いものは捨てるには惜しく、捨てなければ場(chǎng)所を取るという新たな悩みに直面している。國のレベルでいえば、活発な消費(fèi)の背後には、行き過ぎた消費(fèi)がもたらす環(huán)境保護(hù)や資源のリサイクルという難問が橫たわる可能性がある。

中國と海を隔てた隣國の日本も、數(shù)十年前の高度成長期に似たような悩みを抱え、その結(jié)果、非常に特色のある中古経済が誕生した。

▽「中古文化」の成り立ち

1960-70年代に、日本経済は高度成長を続け、民間に大量の富が蓄積され、「世界を買う」、「ひたすら買う」のが當(dāng)時(shí)の日本人のよくある姿だった。90年代にバブルが崩壊して経済が長期的低迷に陥ると、日本人は生活を切り詰め、消費(fèi)スタイルや生活スタイルを再調(diào)整し、昔のような質(zhì)素倹約の時(shí)代に戻らざるを得なくなった。

この頃、中古品市場(chǎng)が機(jī)運(yùn)に乗じて誕生した。人々は新しいものを買わなくなり、徐々に中古品に手を伸ばすようになった。また自分の家にある不要品をリサイクルショップに無料で引き取ってもらう人(日本では、不要品の処理は有料になる場(chǎng)合があるので、お金を払うよりリサイクルショップに引き取ってもらった方がいい)や、手元不如意で不要になったぜいたく品をリサイクルショップに安く売る人もいた。

今や、中古衣料品を売る古著店は日本中どこにでもあり、古著店めぐりが若者の間で1つのスタイルになった。中古の家電、雑貨、書籍、家具を売る店もたくさんある。最も重要なことは、こうしたリサイクルショップの商品は質(zhì)がよく価格は安く、上下?lián)Bえても千円ぐらいで買える服がある。書籍などはただ同然の低価格だ。

リサイクルショップのファンにとって、中古品の楽しみは質(zhì)がよく価格が安いことだけではない。探すプロセスも楽しみで、目的もなくブラブラと、寶探しのような気持ちであちこちの店を回るのが、無上の楽しみだという。リサイクルショップでは、どんな商品に出會(huì)うか誰にもわからない。「思いがけない喜び」に出會(huì)うことを期待して、リサイクルショップをめぐる人もいる。

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