【中國(guó)の高校生、多くが「修士號(hào)取得」を目的に留學(xué)】

留學(xué)するタイミングを選択する上で、中國(guó)の高校生は、「大學(xué)卒業(yè)後に留學(xué)する」ケースが最も多く25.9％を占め、4ヶ國(guó)中最高、韓國(guó)より16.6ポイント、米國(guó)より17.4ポイント、日本より18.8ポイント、それぞれ高かった。これに続いたのは、「大學(xué)在學(xué)中に留學(xué)する」割合で、中國(guó)は22.9％と4ヶ國(guó)の中で最も低かった。この割合は、米國(guó)が36.6％、日本が36.3％、米國(guó)が24.6％だった。

留學(xué)のタイミングと期間についてみたところ、中國(guó)の高校生は、「修士號(hào)を海外で取得したい」と考えている學(xué)生が多く、実際に、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)での國(guó)內(nèi)學(xué)生の留學(xué)の主な選択肢となっている。

専攻別にみると、4ヶ國(guó)とも、語學(xué)留學(xué)を行うケースが最も多く、その割合は、中國(guó)が29.8％、日本が48.3％、韓國(guó)が22.8％、米國(guó)が22.1％だった。語學(xué)以外の専攻については、4ヶ國(guó)間でかなりの相違がみられた。

【過去の高校生の出國(guó)率、4ヶ國(guó)のうち中國(guó)が最低】

「海外に行ったことがある」とした高校生の割合は、中國(guó)が34.7％で最も低かった。トップは韓國(guó)で57.8％、米國(guó)は53.8％、日本は48.2％だった。

統(tǒng)計(jì)データによると、日本の學(xué)生のうち、「最初に海外を訪れた時(shí)期」について、「小學(xué)校就學(xué)前」と答えた人の割合は31.6％、「小學(xué)生のとき」と「中?高生のとき」は、それぞれ20％あまりに達(dá)した?！感W(xué)生のときに初めて海外に出た」學(xué)生の割合が最も高かったのは、米國(guó)（32.9％）と韓國(guó)（39.9％）。中國(guó)の高校生の場(chǎng)合、「中學(xué)生のときに初めて海外に出た」割合が最高で48.9％、「小學(xué)生のとき」（34.8％）がこれに続き、「小學(xué)校就學(xué)前」は8.4％にとどまった。

【中國(guó)の高校生は海外文化や生活に対する興味は高いが、海外で働くことへの意欲は最低】

4ヶ國(guó)のうち、海外文化や生活に対する興味が最も高かったのは中國(guó)の高校生だった。米國(guó)の高校生は、外國(guó)語や外國(guó)人に対して最も興味を抱いており、韓國(guó)の高校生の最大の関心事は海外旅行、國(guó)際交流に関する願(yuàn)望が最も低かったのは日本の高校生だった。

中國(guó)の高校生は、國(guó)際交流に対する強(qiáng)烈な願(yuàn)望を抱いているが、海外での就労を希望する割合はそれほど高くない。「海外生活に憧れている」と答えた中國(guó)の高校生は50.4％、韓國(guó)の高校生（58.8％）と米國(guó)の高校生（54.2％）を下回ったが、日本の高校生（46.9％）より高かった?！笇?、海外で仕事をしたい」とする高校生は、中國(guó)が36.3％で4ヶ國(guó)中最低で、最高のは米國(guó)の高校生で60.2％、第2位は韓國(guó)（56.1％）、第3位は日本（36.6％）だった。

【留學(xué)データ】

世界規(guī)模でグローバル化への勢(shì)いがますます進(jìn)む中で、留學(xué)教育は急成長(zhǎng)を遂げつつあり、多くの高校生が留學(xué)に対して興味を示している。中國(guó)では、留學(xué)関連政策の開放と経済の急成長(zhǎng)にともない、留學(xué)生數(shù)が絶えず過去最高記録を更新、2017年には中國(guó)から海外に留學(xué)する學(xué)生數(shù)が初めて60萬人の大臺(tái)を突破し、2018年には66萬2100人に達(dá)した。

中國(guó)教育部(省)の統(tǒng)計(jì)データによると、2017年、海外留學(xué)から中國(guó)に帰國(guó)した人は48萬900人に達(dá)し、留學(xué)者の帰國(guó)率は79％に達(dá)した。2018年の留學(xué)帰國(guó)者は51萬9400人に上り、中國(guó)は3回目の「海外帰國(guó)ブーム」を迎えている。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年9月4日