中國政法大學で法學を専門に學ぶ香港地區(qū)出身の女子大生?梁晶さん(24)は最近取材に対して、「粵港澳大灣區(qū)をめぐる計畫の実施が進んでおり、より多くの香港地區(qū)の企業(yè)が中國大陸部の企業(yè)と提攜を展開するようになっていく。そのため、両地の司法に詳しい専門家が架け橋となり、提攜を促進することがより必要となる。これが今の動向だ」と話した。中國新聞社が報じた。

3年前、香港地區(qū)と中國大陸部の大學3校の合格通知書を受け取った梁さんは、北京の中國政法大學に進學することに決めた。その理由について、「北京で學んだほうが、視野を広げることができると思った」と話す。

統(tǒng)計によると、今年6月の時點で、香港地區(qū)の學生1萬5700人が、300以上の中國大陸部の大學や科學研究院で學業(yè)に勵んでいる。そして9月、香港地區(qū)の學生7000人以上が中國大陸部の大學361校に入學した。

現(xiàn)在大學4年生で、來年に學部卒業(yè)となる梁さんは、はっきりとしたキャリアプランを立てている。それはまず、中國大陸部の法律職業(yè)資格試験を受け、さらに、香港地區(qū)の大學の修士課程に進學し、引き続き法律を學ぶという計畫だ。そして、將來的には、中國大陸部と香港地區(qū)両地の司法に詳しい法律顧問になり、大灣區(qū)でそれを活かしたいと考えている。

「國家の発展の方向性を理解して、自分が向かう方向を定める」というのが、取材に応えてくれた香港地區(qū)出身の學生に共通する考え方だった。

例えば、中國政法大學で法學を専門に學ぶ3年の潘浩栄さんは、「引き続き大學院に進學し、『海商法』を専門に學びたい。香港地區(qū)出身の人も、國家の『一帯一路』（the Belt and Road）建設において一定の役割を果たすことができると信じている」と未來像を描く。

中國大陸部が急速に発展していることに魅力を感じる潘さんは、「北京で大學に通うようになる前の一昨年7月、河北省の雄安新區(qū)に行ったことがある。當時、そこに住んでいる人はまだ少なかった。でも、今年7月に行ってみると、既に高架橋が完成していた。全ては既に始まっており、後はそこの人たちが発展に向けて出発するだけだ」と話す。