高速道路は平らで目印になる物が少ない。運(yùn)転手の運(yùn)転中の動作は単調(diào)で、同じ方向ばかりを見るため、長時間運(yùn)転により「催眠にかかりやすい」。新華社が伝えた。

浙江高速道路交通警察杭州支隊は管轄區(qū)內(nèi)の各高速道路の中から、通行量が多く視界が開けた7カ所を選択し、運(yùn)転手に安全運(yùn)転を促す緑のレーザーを放つ設(shè)備を設(shè)置した。

同レーザーはライトショーに似ており、上下左右に揺れ動く。見栄えがいいが、ライトショーとは違った効果がある。説明によると、これはレーザー発射裝置から出る光で、一定の角度に基づき空に向かい放たれる。非発散、鮮やかな色、明るいといったレーザーの特徴を利用し、運(yùn)転手に慎重な運(yùn)転を促す。

同システムは現(xiàn)在、夜になると自動的に電源が入り、日中になると自動的に電源を落とす機(jī)能を持っている。また斷続的にレーザーを放ち、5000メートル以上の範(fàn)囲をカバーする。雨や霧などの悪天候の方がより明らかな効果を発揮する。

高速道路交通警察によると、レーザーは一時的な刺激により、夜間に運(yùn)転する運(yùn)転手の目を一定時間覚ますことで、サービスエリアや「疲労防止駐車エリア」まで安全に運(yùn)転できるようにする。またレーザーは水平に照射されるわけではないので、運(yùn)転手に悪影響を及ぼすことはない。

上海市と江西省の間を長年運(yùn)転しているトラック運(yùn)転手の曹さんは、「數(shù)キロ離れた所からでも、レーザーが上空に照射されるのが確認(rèn)できる。この緑のレーザーは角度が常に変化し、夜は特に目立つ。視覚が刺激され、リフレッシュ効果が高い」と話した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年9月4日