中國航天科技集団有限公司は11日、微博（ウェイボー）の公式アカウントで中國の火星探査機の畫像を初公開した。

中國科學(xué)院の院士で、中國空間技術(shù)研究院の宇宙科學(xué)?深宇宙探査の首席科學(xué)者である葉培建氏はこのほど取材に対して、「火星探査のミッションは現(xiàn)在、秩序立てて進(jìn)められており、各業(yè)務(wù)が進(jìn)行している。特別な事情が生じない限り、中國は2020年に火星探査機を発射し、21年には火星に著陸するだろう」と語った。

26ヶ月に1回、太陽、地球、火星が一直線上に並ぶ「衝」が発生し、その時に探査機を発射すれば、飛行距離が最短で、燃料が最も少なく済むため、火星探査に最も適した時となる。その「衝」が次に起きるのは2020年で、中國はその時に火星探査を?qū)g施する計畫だ。

葉氏は、「初めての火星探査において、『周回』、『著陸』、『巡回』を成功させるのが目標(biāo)。まず、火星全體の観測を?qū)g施し、次に火星に著陸し、最後に火星探査機を走らせて、巡回調(diào)査を展開する。そのプロセスにおいて、難しい課題もたくさんあるが、成功すれば、世界で初めて1度に3つのミッション成功という快挙を果たせる。このプロジェクトは非常に革新的だ」と説明する。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年10月12日