第18回中國國際消防設(shè)備技術(shù)交流展示會が16日、中國國際展覧センター新館で開幕した。同展示會では都市の消防活動をめぐる課題を解決する最新の「神器」が展示されている。北京日報(bào)が伝えた。

會場に足を踏み入れると、各種消防車のアームが伸ばされた狀態(tài)で展示されている。なかでも、複數(shù)の関節(jié)があり、自由に折りたたんだり、曲げたりでできるアームが注目を浴びていた。それは、三一重工が獨(dú)自に研究開発した、世界初の作業(yè)半徑が大きい屈折はしご付の消防車で、消防業(yè)界では初めて中國の排ガス基準(zhǔn)「國6」をクリアしている。同車は作業(yè)半徑が大きい屈折はしご付のアームを備えており、折りたたんだり、曲げたりできるため、壁や樹木、一戸建て住宅などの障害物を超えて、360度、的を絞った消火活動を行うことができる。そして、街の中心部や舊市街地、大型ショッピングセンターなどの消防活動をめぐる難問を効果的に解決することができる。

また、水中に飛び込み、水上の救援活動をサポートする設(shè)備も展示されている。哈威飛行が製造した「H3水上救援飛翼」は、ドローンや水上ロボットコントロール技術(shù)が搭載された水上救援の分野では革命的な製品となっている。川や海で溺れている人がいたり、洪水などの水害でどこかに取り殘された人がいたりした場合、救助隊(duì)員が自ら水の中に入る必要はなく、岸や船、飛行機(jī)から、この「水上救援飛翼」を投じ、リモコンで救助が必要な人の所に行くよう操作し、その後、安全な所までその人を運(yùn)ぶことができる。

今回の展覧會の総展示面積は12萬平方メートル。10月19日まで開催されており、消防設(shè)備のデモンストレーションや消防に関する知識を伝えるイベント、初の消防設(shè)備の選定イベントなどが開かれる予定。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年10月17日