有料自習(xí)室を開くために必要な資金は、數(shù)萬(wàn)元から數(shù)百萬(wàn)元までさまざまだ。ほとんどの有料自習(xí)室の料金體系は、回?cái)?shù)カード、1ヶ月有効カード、3ヶ月有効カードの3種類を設(shè)定している。最短で30分単位で利用できるところもある。北京の有料自習(xí)室の営業(yè)時(shí)間は午前8時(shí)半から夜11時(shí)までで、時(shí)間単位の利用なら1時(shí)間12元、1日単位の利用なら60‐80元、1ヶ月カードなら980‐1500元、3ヶ月カードなら2400‐3120元となっている。1ヶ月カードや3ヶ月カードのほうが割安ではあるものの、ほとんどの人は回?cái)?shù)カードを利用しているようだ。有料自習(xí)室スタッフの■さん(女性、■は口へんに苗)は、「自習(xí)室の利用者の80％は學(xué)生。社會(huì)人の割合は20％であるものの、売上に対する貢獻(xiàn)度は50％になる。社會(huì)人は1ヶ月カードや3ヶ月カードを買う人が多い。社會(huì)人は仕事が終わってから『充電したい』という気持ちが強(qiáng)いというのが理由の一つ。もう一つは、學(xué)生にはそんなに経済力がないというのも原因だろう」と分析する。

前出の「斯是陋室自習(xí)室」創(chuàng)業(yè)者の李さんは、「當(dāng)?shù)辘稳罩肖渭趦P率は40％。でも夜になると80％になる。稼働率が55％以上になれば、家賃や光熱費(fèi)など変動(dòng)原価分が賄える。1日の稼働率が70％になれば、3年で投資を回収できる」と説明する。

■さんは、「有料自習(xí)室は手っ取り早く儲(chǔ)かるような業(yè)界ではない。當(dāng)?shù)辘摔?05座席あるが、毎月の変動(dòng)原価分だけ稼ぐには、稼働率が25‐30％でなければならない。今の稼働率は最高で50％。投資した120萬(wàn)元を短期間で回収するのは至難の業(yè)だが、それは想定內(nèi)だ」とし、「ここ數(shù)年、有料自習(xí)室が突然人気になった。でも、ある意味では、それはいいことだとは限らない。ホットマネーが流れ込む業(yè)界だと勘違いされやすいからだ」と語(yǔ)る。

李さんは、「単に勉強(qiáng)の場(chǎng)所を提供するだけでは、自習(xí)室が大きく発展することはないだろう。座席に限りがあり、利用できる層も限られているため、長(zhǎng)期的な視點(diǎn)で見ると有料自習(xí)室が出せる利益には限りがある。自習(xí)室は家賃や光熱費(fèi)などの固定費(fèi)が高いし、市場(chǎng)を開拓するにも時(shí)間がかかる」との見方を示した。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年11月6日