おやつやドリンクが無料で、靜かで、周りは勉強(qiáng)している人ばかり。そんな有料自習(xí)室が中國で靜かなブームとなっており、読書や勉強(qiáng)のためにそこへ足を運(yùn)ぶという人が増えている。そして、一部の人々の學(xué)習(xí)スタイルを変えている。

ネットの検索ランキングに最近、「有料自習(xí)室の料金は1日最低28元（1元は約15.5円）から」がランク入りし、有料自習(xí)室に対する賛否両論が寄せられた。賛成の人は「勉強(qiáng)の効率が上がる」との見方を示すのに対して、反対の人は「料金が高すぎる」と指摘する。あなたは勉強(qiáng)できる雰囲気のためにお金を払うタイプだろうか？

將來に不安を抱く若者には「他律的」な自己管理が必要？

北京の張君怡さんは今、「持久戦」に入っている。試験準(zhǔn)備のため、彼女は毎日自習(xí)室に行って勉強(qiáng)に勵(lì)んでおり、夕飯の時(shí)間まで1日中にそこにいる日もあるという?！讣窑敲銖?qiáng)するより、自習(xí)室のほうが集中できる」と張さんは言う。

ここ數(shù)ヶ月、北京や西安、大連などの都市で、新しい有料自習(xí)室が続々とオープンしている。その背後には、外部的要因もあれば內(nèi)部的要因もある。「斯是陋室自習(xí)室」の創(chuàng)業(yè)者である李宸さん（仮名）は、「今の若者は常に不安を感じており、人生の段階ごとに自分の価値を疑う時(shí)期が訪れる。そのような時(shí)、若者たちは自分を高めるために、読書をしたり、何か資格を取ったりしようとする。そうすることで自分は進(jìn)歩していると感じることができ、不安が和らぐのだ」と分析する。

公共資源には限りがあるため、「自習(xí)室」に対するニーズが生まれている。受験生にとっては、図書館は席を確保するのが難しく、學(xué)校の自習(xí)室ではスマホなどの充電をする環(huán)境がないというのが悩みだ。また、社會(huì)人にとっては、大學(xué)の自習(xí)室などは一般開放されていないケースがほとんどで、國立図書館などのような公共資源を利用するというのも難しい。その他、消費(fèi)が高度化し、人々の學(xué)習(xí)環(huán)境に対する要求もますます高くなっている。こうした狀況が背景となって、環(huán)境の良い有料自習(xí)室が登場したのである。