RCEPが近代的というのは、WTOの枠組との比較に基づいて言えることで、RCEPはECを組み込んでいるほか、知的財産権、競爭政策、政府調(diào)達(dá)などの內(nèi)容を含むことに特徴がある。

▽バリューチェーンに基づくグローバル多國間主義を構(gòu)築

グローバル貿(mào)易発展情勢をみると、私たちは今、大変革のハードルの上に立っている。

伝統(tǒng)的な南北貿(mào)易が貿(mào)易グローバル化の第1段階だというなら、先進(jìn)國の間での産業(yè)內(nèi)貿(mào)易は第2段階であり、バリューチェーンを基礎(chǔ)とした製品の分業(yè)スタイルは貿(mào)易3.0時代のコアコンテンツだ。

2019年10月に世界銀行は「世界開発報告」を発表し、「バリューチェーン貿(mào)易はすでに半數(shù)を占めた」と指摘した。同じ時期にアジア開発銀行が発表した報告でも、「東アジア地域內(nèi)のバリューチェーンにもより大きく注目していく」としていた。

複雑さを増す世界で、地域のバリューチェーンやグローバルバリューチェーンに參加するには、國、地方、業(yè)界などがより幅広く協(xié)調(diào)することが必要だ。すべての國が、1つの國の中でも全ての省または産業(yè)がより広い範(fàn)囲の競爭に參加して、より広い範(fàn)囲で優(yōu)位性を獲得できるわけではない。

RCEPはシンボル的な出來事だ。一部の國が新たな貿(mào)易ルールの時代に足を踏み入れ、一部の國は新時代のドアの外で足踏みしている。RCEPは7年にわたる交渉を経て、終點に達(dá)した交渉各方面がすでに古い時代を卒業(yè)したとは言えないものの、新たなグローバル化時代に積極的に進(jìn)んでいることは確かだ。各國のニーズにより対応した多國間主義を構(gòu)築するのは、今後の重大な課題だ。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年11月14日