英ネイチャー誌（電子版）は18日未明、世界に影響を與えた科學(xué)者「今年の10人」を発表した。これらの科學(xué)者は地球の生物多様性、高速電波バースト、量子コンピュータなどの研究で選出された。中國からは北京大學(xué)?清華大學(xué)生命科學(xué)共同センターの科學(xué)者、鄧宏魁氏が選出された。科技日報(bào)が伝えた。

「ニューイングランド?ジャーナル?オブ?メディシン」（電子版）は今年9月12日、中國の學(xué)者による「ゲノム編集技術(shù)により『ベルリンの患者』の不足を補(bǔ)う」という模索の論文を掲載した。北京大學(xué)生命科學(xué)學(xué)院の鄧宏魁教授は、解放軍総病院第五醫(yī)學(xué)センター、首都醫(yī)科大學(xué)付屬佑安病院などのチームと協(xié)力し、ゲノム編集により人の造血幹細(xì)胞のCCR5遺伝子を不活化させ、編集後の幹細(xì)胞をHIVの感染に伴う急性リンパ性白血病の患者の體內(nèi)に移植し、効果を発揮した。これは世界初のケースだ。

鄧氏は當(dāng)時(shí)、科技日報(bào)の取材に対し、「この研究成果は一歩目だ。ゲノム編集後の造血幹細(xì)胞が人の體內(nèi)で安全であるとともに、生存でき、さらには逆境のなか繁殖する可能性を証明した」と述べていた。研究チームは続いて、治癒の目標(biāo)を達(dá)成するよう、ゲノム編集の効率を引き続き高め、治療プランを調(diào)整していく。

ネイチャーは記事の中で、この幹細(xì)胞生物學(xué)者を「CRISPRゲノム編集を利用した成人の細(xì)胞編集の臨床試験結(jié)果を初めて発表した人物」と紹介した。またクローズアップ記事の中で、鄧氏を「CRISPRの転化者」と呼んでいる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年12月19日