日本の防災(zāi)意識(shí)

防災(zāi)意識(shí)は、企業(yè)の選択の上にも反映されている。政府の緊急時(shí)管理態(tài)勢(shì)だけでなく、日本の民間企業(yè)はこれまでずっと防災(zāi)や緊急時(shí)対応で重要な役割を擔(dān)ってきた。日本の大手食品メーカーにとっては、日常的に食べている食品をどのようにして非常食にバージョンアップさせるかが、ここ數(shù)年の新たな業(yè)務(wù)の重點(diǎn)となっている。アナリストは、「『非常食ブーム』は人々の防災(zāi)意識(shí)の向上と関係がある」と指摘した。日本のダイヤモンド?オンラインがネットで行った調(diào)査によると、日本のネットユーザーの半數(shù)以上が、「非常食を買って不測(cè)の事態(tài)に備えるつもり」と回答した。モノの準(zhǔn)備だけでなく、災(zāi)害の記憶を風(fēng)化させないことも、日本が今直面する「危機(jī)意識(shí)」をめぐる課題だ。

日本の企業(yè)?學(xué)校は防災(zāi)訓(xùn)練を定期的に実施

これまで災(zāi)害を體験したことがない多くの「傍観者」にとって、被災(zāi)者の遭遇は自分が永遠(yuǎn)に実感することも體験することもできない「向こう側(cè)」の出來(lái)事であり、「こちら側(cè)」にいる人々の間では記憶が風(fēng)化しやすい。東日本大震災(zāi)が起きた時(shí)、日本の批評(píng)家?東浩紀(jì)氏は、「災(zāi)害の記憶を風(fēng)化させてはならない。災(zāi)害の記憶は一種の遺産であり、重要な現(xiàn)実的価値をもっている。あの痛みを記憶し続けることで、人々に安全な狀況の中でも危険を忘れないよう注意を促すことができる。一人一人が努力し、自分の安全に対して責(zé)任を負(fù)わなければ、災(zāi)害はある日突然やって來(lái)て大きな被害をもたらす」との見(jiàn)方を示した。今、中國(guó)は新型コロナウイルスの感染による肺炎がもたらした挑戦に直面している。お隣の國(guó)?日本で生まれたこうした物語(yǔ)は、人々を感動(dòng)させるだけでなく、私たちの姿を映し出す鏡にもなってくれる。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年2月10日