旅行サイトの攜程は5月6日、大型プラットフォームの関連データをまとめ、「『五一（メーデー）』旅行市場回復(fù)ビッグデータ報(bào)告書」を発表した。データを見てみると、「五一」連休中に旅行に出かけた人の數(shù)は、総數(shù)としては昨年同期の水準(zhǔn)を回復(fù)していないが、その「意義は重大」だ。感染拡大により各地の景勝地は次々とオンライン予約の仕組みづくりを加速させ、オンライン入場券予約數(shù)が増え続けている。また、若者が旅行の主力層となった。さらに景勝地では、予約制を取ったため快適性が大幅に高まった。華西都市報(bào)が伝えた。

コロナ後初の旅行ピーク

5日間にわたった連休は、旅行市場の回復(fù)を後押しした。データによると、4月30日から5月5日までの交通手段（飛行機(jī)チケット、列車乗車券、車両チケット、車の使用を含む）の予約數(shù)は、4月29日に予約された分だけでも、4月24日から4月29日の交通手段を4月1日から4月23日の間に予約した數(shù)と比べ、130％増となった。そのうち、飛行機(jī)チケットの予約數(shù)は51％増だった。

このほか、感染狀況の影響を受け、マイカー旅行が多くの旅行客の最も主要な選択となっており、省內(nèi)旅行や短距離の近場旅行の急速な発展を牽引した?！肝逡弧惯B休中のレンタカー予約はすでに昨年同期の水準(zhǔn)を回復(fù)し、さらに10％前後の成長もみられた。そのうち、無接觸のオンラインレンタカー予約が人気となった。

攜程の関連擔(dān)當(dāng)責(zé)任者は、「人々の旅行熱は、ここしばらくずっと感染拡大によって抑えられてきた。実のところ、2月にはすでに飛行機(jī)チケット検索データが爆発的に増加しており、人々の『五一』連休に寄せる大きな期待が表れていた」としている。

成都?三亜?上海が人気

目的地別で見ると、成都、三亜、上海が各地の旅行客に最も人気のある旅行先となった。旅行者の年齢層別で見ると、今年の「五一」連休中、自由気ままな若者層が旅行の主力層となり、「90後（1990年代生まれ）」や「00後（2000年代生まれ）」といった若い人の占める割合が半數(shù)を超え、「70後（1970年代生まれ）」など年上の世代を上回った。そのうち、「90後」や「00後」に人気だったのは、九寨溝、成都、張家界、上海、蘇州、三亜、北京、重慶、常州、荔波、長沙、安徽黃山などだった。

それと同時(shí)に、「五一」連休中には、徒歩による登山、アウトドア、キャンピングカー、オフロード、キャンプ、ブライダル寫真撮影旅行など、國內(nèi)観光の新しいスタイルが數(shù)多く出現(xiàn)し、「五一」旅行商品のオンライン閲覧予約で特に人気が高かった。（編集AK）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年5月7日