「チョモランマ(エベレスト)の故郷」と呼ばれる西蔵（チベット）自治區(qū)日喀則（シガツェ）市は5月25日、中國(guó)の登山隊(duì)が1960年にチョモランマの登頂に成功して60周年になるのを記念する切手を初めて発行した。1枚1セットで、切手の額面は1.20元（1元は約15.1円）、740萬(wàn)セットを発行する計(jì)畫(huà)という。中國(guó)新聞網(wǎng)が報(bào)じた。

「中國(guó)登山隊(duì)チョモランマ登頂60周年」記念切手（畫(huà)像は中國(guó)郵政集団有限公司チベット自治區(qū)支社が提供）。

チョモランマは、中國(guó)とネパールの國(guó)境東側(cè)にあり、1960年5月25日、中國(guó)の登山隊(duì)隊(duì)員である王富洲、貢布、屈銀華が世界で初めてセカンドステップを超えて北東側(cè)からの登頂に成功した。そして、同年10月1日、當(dāng)時(shí)世界で唯一正式な編制、人員、裝備を有する登山専門(mén)機(jī)構(gòu)?中國(guó)チベット登山隊(duì)の前身であるチベット登山営が結(jié)成された。

「中國(guó)登山隊(duì)チョモランマ登頂60周年」記念切手には、雄大なチョモランマを背景に、頂上を目指して進(jìn)む中國(guó)登山隊(duì)の隊(duì)員がイラストで描かれている。

小型シート版の記念切手（畫(huà)像は中國(guó)郵政集団有限公司チベット自治區(qū)支社が提供）。

チベット自治區(qū)體育局の張明興副局長(zhǎng)は、「スポーツはある種の精神であり、切手はある種の文化と言える。中國(guó)人が初めてチョモランマの登頂に成功して60周年、中國(guó)チベット登山隊(duì)が結(jié)成されて60周年を記念して、スポーツ文化と切手文化をうまく組み合わせて発行したこの記念切手は、『登山の精神』を発揚(yáng)するほか、切手収集文化を繁栄させる點(diǎn)で、積極的な役割を果たすだろう」と話(huà)した。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年5月26日