北京市人民政府の陳■（草かんむりに倍）副秘書長は5日に行われた北京市の新型コロナウイルス感染による肺炎の予防?抑制の取り組みに関する記者會見で、「6月6日0時より、北京市の公衆(zhòng)衛(wèi)生上の緊急事態(tài)対応レベルを2級対応から3級対応に引き下げ、それに応じて関連の予防?抑制策を調(diào)整する」と発表した。

同市は4月30日に緊急事態(tài)対応レベルを1級対応から2級対応に引き下げた後も、引き続き高い標準の常態(tài)化した予防?抑制策を堅持し、感染癥の異常な揺り戻しは起きていない。6月4日現(xiàn)在、同市の14區(qū)は90日以上連続して國內(nèi)癥例の新規(guī)感染者の報告がなく、海淀區(qū)も73日間、朝陽區(qū)も50日間、それぞれ連続して同報告がなかった。高校三年生と中學三年生の授業(yè)が再開し、メーデー連休があり、全國両會（全國人民代表大會?全國人民政治協(xié)商會議）の代表?委員へのサービスが保障されるなど、頻繁に高密度で人の流れがありながら、新規(guī)感染者はおらず感染癥が勢いを盛り返すこともなかった。

陳氏は、「現(xiàn)在の狀況から考えて、世界的には感染癥が短期間で効果的に抑制されることは難しいが、中國國內(nèi)の予防?抑制の防御壁はしっかりしており、中國國內(nèi)の感染癥の伝播経路は基本的に遮斷されており、市民の予防?抑制意識は強化され、海外からの輸入リスクは予防?抑制が可能だ。全國の狀況と北京の狀況を総合的に考察すると、北京市はすでに緊急事態(tài)対応レベルを2級対応から3級対応に引き下げる條件が整ったといえる」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年6月6日