米誌「フォーチュン」の2020年版500社番付が10日に発表された。例年と比較すると、今年最も目を引いた変化は中國(guó)の大陸部と香港地區(qū)を合わせた企業(yè)數(shù)が124社に達(dá)して、史上初めて米國(guó)（121社）を抜いたことだ。中國(guó)新聞網(wǎng)アプリが伝えた。

今年新たに番付入りした企業(yè)と返り咲いた企業(yè)は合わせて25社あり、このうち中國(guó)企業(yè)が8社だった。8社はそれぞれ、上海建工集団、深セン市投資持ち株有限公司、盛虹集団有限公司、山東鋼鉄集団、上海醫(yī)薬集団股フン有限公司（フンはにんべんに分）、広西投資集団、中國(guó)核工業(yè)集団有限公司、中國(guó)中煤能源だ。

番付を詳しくみると、ウォルマートが7年連続で世界の企業(yè)の頂點(diǎn)に立ち、2位は今年も中國(guó)石油化工集団公司、3位には國(guó)家電網(wǎng)公司が躍進(jìn)した。4位は中國(guó)石油天然ガス集団、ロイヤル?ダッチ?シェルが5位に後退した。

注目を集めるインターネットの分野では、7社が番付入りした。米國(guó)のアマゾン、アルファベット、フェイスブック、および中國(guó)の京東集団、阿里巴巴（アリババ）集団、騰訊（テンセント）持ち株有限公司、小米集団の7社だ。

こうした中米ネット大手の順位はいずれも昨年より上昇した。うち京東は102位、アリババは132位、テンセントは197位だった。上昇幅がもっとも大きかったのはアリババで50位上昇し、小米も46位上昇した。

また番付から、500社のハードルがさらに上がったことがわかる。今年の500社の売上高は総額33兆ドル（1ドルは約106.1円）に達(dá)して過(guò)去最高を更新し、中米両國(guó)の國(guó)內(nèi)総生産（GDP）の合計(jì)額に迫った。番付入りのハードル（売上高の下限）は昨年の248億ドルから今年は254億ドルに上昇した。

利益をみると、サウジアラコムが882億ドルで首位に立った。バークシャー?ハサウェイが814億ドルで2位になり、アップルは3位に後退した。

中國(guó)3大銀行の中國(guó)工商銀行、中國(guó)農(nóng)業(yè)銀行、中國(guó)建設(shè)銀行は前年に続いて利益のベスト10に入った。マイクロソフトはクラウド事業(yè)が好調(diào)で、利益が前年同期比約137％増加し、利益のベスト10入りし、総合で5位になった。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年8月11日