スペインの首都マドリードの市交通公社（EMT）と中國企業(yè)の比亜迪（BYD）はこのほど、EVバス30臺(tái)の調(diào)達(dá)協(xié)定に署名した。引き渡しと使用は來年を予定。マドリードのアルメイダ市長は「入札では歐州基準(zhǔn)に基づき、燃費(fèi)、維持費(fèi)、アフターサービスなどの複數(shù)要素を総合的に考慮し、最終的に中國企業(yè)を選んだ」と述べた。人民日報(bào)が伝えた。

マドリードは近年、大気質(zhì)が歐州基準(zhǔn)を満たさないことから、歐州委員會(huì)から複數(shù)回警告を受けていた。環(huán)境にやさしい移動(dòng)を推進(jìn)し、都市交通による深刻な汚染の改善が必須になった。マドリードは昨年9月に「マドリード360」と呼ばれる持続可能な開発戦略を発表した。その重要な內(nèi)容の一つは、既存の天然ガスを動(dòng)力源とするバスのグリーンな更新だ。

マドリードのランドマークであるプエルタ?デル?ソルは、同市で最も賑やかなエリアの一つだ。車がひっきりなしに通り、人が密集し、公共交通の大きな需要がある。BYD製の全長12メートルのEVバス15臺(tái)が今年5月に運(yùn)営を開始し（資料寫真を參照）、プエルタ?デル?ソルと周辺地域を結(jié)んだ。運(yùn)行から3カ月にわたり、同バスは高い性能と快適な乗車體験により、現(xiàn)地の人々から好評を博している。同路線で通勤することが多い市民のパブロさんは「バスの設(shè)計(jì)が合理的で、乗車していて快適だ。車內(nèi)には充電用USBソケットもあり非常に便利だ。EVバスはゼロエミッションを?qū)g現(xiàn)した。この通勤スタイルはマドリードの持続可能な発展に貢獻(xiàn)するだろう」と話す。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年8月24日