1931年9月18日、日本軍國主義が中國東北部で計畫的に引き起こし、発動した「九一八事変」（満州事変）は、日本軍による中國侵略の始まりとなった。中華民族は14年間の血みどろの奮戦を経て、最終的に抗日戦爭の勝利を得た。9月18日という特別な日は中國人一人一人の心に深く刻まれている。我々がこの日を記念するのは、より良く未來に向かうためだ。中國軍網(wǎng)が伝えた。

記念するのは恨み続けることではなく、平和を大切にするためだ。我々がこの忘れがたい日を記念するのは、皆に戦爭の殘酷さと平和の貴さを理解させ、一段と現(xiàn)在の素晴らしい生活を大切にし、國家の安定と団結(jié)を大切にし、平和で調(diào)和の取れた社會を大切にするよう促すことが目的だ。

記念するのは奮起して國家の富強を図るためだ。現(xiàn)在もなおパワー?ポリティクスや冷戦思考を奉じて、歴史の潮流に逆らう行動を企んでいる國々がある。弱肉強食のジャングルの掟の下で覇権主義が橫行している。彼らは道理を重んじず、橫暴に抑圧し、ほしいままに中國の內(nèi)政に干渉している。奮起して國家の富強を図り、自らが強大化してこそ、我々は覇権主義に抵抗できる。

今年は中國人民抗日戦爭ならびに世界反ファシズム戦爭勝利75周年だ。奮闘目標「2つの百年」との歴史的合流點に立って當時を振り返ると、偉大な抗日戦爭の精神が聳え立つ巨大な石碑の如く、常に我々に注意を促している。「國難を忘れず、警鐘を鳴らし続けろ」と。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年9月18日