全國科學技術振興都市経済研究會が26日に北京市で開催された「衛(wèi)星IoT（モノのインターネット）産業(yè)発展戦略ハイレベルフォーラム」で発表された情報によると、民間ハイテク企業(yè)の北京國電高科科技有限公司が建設?運営中の、中國初の低軌道IoT衛(wèi)星ネットワーク「天啓星座」が、2021年末までの構築完了を予定している。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

「天啓星座」は38基の低軌道衛(wèi)星で構築される?，F(xiàn)在すでに7基が軌道上でネットワークを構築するとともに衛(wèi)星IoTデータサービスを提供し、宇宙?地上一體型の総合情報サービス能力を大まかに形成している。世界のIoTユーザーに衛(wèi)星データサービスを提供し、「空?宇宙?陸?海一體」の衛(wèi)星IoT生態(tài)系を?qū)g現(xiàn)している。

全國科學技術振興都市経済研究會は同日のフォーラムで、商業(yè)宇宙と衛(wèi)星IoT産業(yè)の発展に取り組む北京國電高科科技有限公司をバックに、衛(wèi)星IoT産業(yè)技術研究院を正式に設立し、開放?融合の理念を受け継ぎ、産業(yè)の川上?川下企業(yè)と協(xié)力し、主管機関に協(xié)力し関連基準や政策の制定などに取り組むとともに、地上の5Gや北斗などとの融合発展をしっかり行い、中國衛(wèi)星IoT産業(yè)が新たな段階に足を踏み入れるよう助力すると発表した。

衛(wèi)星IoT産業(yè)は戦略的新興産業(yè)だ。フォーラムで同時に発表された「衛(wèi)星IoT産業(yè)革新発展戦略研究」課題では、衛(wèi)星IoT産業(yè)分野の産學研の有力資源を速やかに調(diào)達し、國家重大戦略?計畫の策定のチャンスをつかみ、経済社會?國內(nèi)國際の「雙循環(huán)」の産業(yè)技術革新と重大プロジェクトに貢獻することを計畫すると打ち出されている。

北京國電高科科技有限公司の會長を務める全國科學技術振興都市経済研究會衛(wèi)星IoT産業(yè)技術研究院の常務副院長である?yún)螐娧芯繂Tは、「當社はさらに『産學研用金』機関と協(xié)力し、衛(wèi)星IoT、リモートセンシング、5G、北斗などの新たな情報技術を集約し、キーとなるコア技術の研究開発を強化する?！感l(wèi)星IoT＋リモートセンシング＋5G」というIoE（インターネットで全てのものをつなぐこと）総合ソリューションを早急に形成する。衛(wèi)星IoTと山、水、森、田、湖、草などの生態(tài)環(huán)境モニタリング?保護、及び森林火災、地震、土石流などの自然災害早期警戒?緊急時対応分野の応用融合を全面的に推進することにより、規(guī)模効果を形成する」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年9月28日