清華大學(xué)文化クリエイティブ発展研究院が発表した「國潮研究報告」の指摘によれば、國潮は広義にはある種の消費概念を表しており、多くの國産品と中國の特色を備えた製品の人気を示す。國潮が集まる豫園は「國潮青年」の「必ず行きたい場所」というだけでなく、彼らの國産品への愛がさまざまな面に現(xiàn)れている。

阿里研究院がこのほど発表した「2020年中國消費ブランド発展報告」によると、2019年のオンライン中國ブランドの市場占有率は72％に達(dá)し、このうち醫(yī)薬品?ヘルスケア、コスメ?スキンケア、食品産業(yè)がオンライン中國ブランドの市場規(guī)模前年比増加率の上位3分野だ。中國ブランドの消費者、とりわけ國潮ブランドの消費者では、女性が9割以上を占め、95後（1995年から1999年生まれ）が半數(shù)を超え、三線以上の都市に暮らす人が6割に上り、「より若く、より大きな都市に住み、女性がより多い」という傾向が明らかになった。

「がんばれ神グッズの國産アイシャドー、きれいに仕上がるし値段も安い！」。若者をターゲットにしたライフスタイルプラットフォームの「小紅書」を見ると、ネットユーザーたちが大げさな口調(diào)で、國産コスメの情報をあちこちで共有しているのをよく目にする。

コスメの分野で、國潮は「突如現(xiàn)れた新勢力」だといえる。関連データによると、國産コスメブランドはすでに市場シェアの56％を占めている。注目されるのは、新型コロナウイルス感染癥の中で、國産コスメが流れに逆らって成長を続けたことだ。小紅書がこのほど発表したデータでは、20年上半期に、同プラットフォームの國産ブランドに関するコンテンツ消費量は前年同期比65.9％増加し、コンテンツ消費の流れを見ると、國産コスメの勢いが特にすごかったという。

最近結(jié)婚したばかりの80後（1980年代生まれ）の付蓉さんは、「自分で使うスキンケア製品、コスメ、デジタル製品の大部分は國産品。新居の家具も電器製品もまず國産ブランドを検討する。気持ちの問題ではなく、品質(zhì)が確かで、価格も手ごろで、國産ブランドを選ばない理由がないから」と話す。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年10月10日