國家スパコン深センセンターが27日に明らかにしたところによると、ハイテク分野における競爭の焦點の一つとなっているE級スパコンが間もなく深セン市に誕生する。同センターの計算能力は2022年になると、少なくとも1000倍向上する。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

スパコンは現(xiàn)代テクノロジーイノベーションに不可欠な重要インフラで、米?歐?日などの先進(jìn)國のテクノロジーイノベーションの3割以上が、スパコンに支えられている。広東省の10の省実験室、深センの9割以上の新型研究開発機(jī)関もスパコンが不可欠だ。スパコンはさらに防災(zāi)?減災(zāi)、スマートシティの基礎(chǔ)的な支えだ。

電子情報産業(yè)を特色とする珠江デルタは、スパコンの関連部品生産拠點であり、スパコンの大口ユーザーでもある。スパコンはスマート産業(yè)に計算力の支えを提供する、電子情報産業(yè)をデジタル化?ネット化からスマート化に飛躍させるための重要な基礎(chǔ)だ。

深センスパコンセンターは2009年に承認(rèn)を経て設(shè)立され、2011年に運(yùn)営開始した。同センターは過去10年間近くにわたり累計3萬以上のユーザーチームにサービスを提供し、各種計算任務(wù)を1000萬件以上行った。

同センターの関係責(zé)任者は、「當(dāng)センターは世界で最も早くクラウドコンピューティング、ビッグデータ、人工知能（AI）を展開したスパコンセンターの一つだ。11年の発展を経て、科學(xué)計算、バイオ醫(yī)薬、海洋石油などの分野で國家テクノロジーイノベーションをサポートしている。すでに気象データ予報モデル、ゲノムシーケンシング、量子計算シミュレーター、電力システム安全シミュレーションなどいくつかの分野を開始している。將來的に都市の公共安全技術(shù)、新エネシミュレーションソフト並行最適化技術(shù)サポート、國産航空?宇宙事業(yè)シミュレーションソフト最適化、南中國海海洋科學(xué)データ処理、宇宙進(jìn)化シミュレーション計算ソフト開発、新型薬品開発などの分野に取り組む」と説明した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年10月28日