中國初のリニア観光専用線路である広東清遠(yuǎn)リニアプロジェクトの1本目の列車が15日、長春市でラインオフした。同列車は中車長客股フン公司（フンはにんべんに分）の次世代中?低速リニア列車プラットフォームを採用。常電導(dǎo)磁気浮上と車載ショートステータ?リニアモーターけん引技術(shù)を使用し、最高運(yùn)行速度は120km/h。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

広東清遠(yuǎn)リニア観光専用線路プロジェクトは、長隆テーマパーク観光地への観光客の移動を主な機(jī)能とする。1期の線路の全長は8.014キロメートル。同列車の各車両の最大磁気浮上重量は40トンで、列車の最大定員は500人。

この列車の流線型の先頭車両は微笑むイルカのようで、外側(cè)にはタンチョウなど複數(shù)の可愛らしい動物のイラストが採用されており、車內(nèi)のデザインには涼し気な森などの要素が取り込まれていた。

同社磁気浮上研究所のチーフエンジニアである任忠華氏によると、中?低速リニア列車は制御を受ける電磁力により車両をレール上で浮上させ、リニアモーターにより走行させる。グリーンで環(huán)境に優(yōu)しく（低騒音、低振動）、安全性が高く、最小回転半徑が小さく、登坂能力が高いといった特徴がある。

同社の研究開発者は列車の安全性を保証するため、磁気浮上制御予備システムを設(shè)置し、自動けん引機(jī)能を追加した。高圧がない狀況下でも蓄電池により低速で走行できる。

清遠(yuǎn)磁浮公司黨工委書記を務(wù)める周飛會長は「中?低速リニア列車の建設(shè)には、低コスト、短期間、敷地面積が小さいといった総合的な優(yōu)位性がある。都市の市街地、近距離の都市間、観光地の交通接続に適しており、高い將來性を持つ」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年12月16日