1月13日、インドネシア?ジャカルタの大統(tǒng)領(lǐng)府で中國科興公司製の新型コロナワクチンの接種を受けるジョコ大統(tǒng)領(lǐng)（左）。（寫真はインドネシア大統(tǒng)領(lǐng)府より）

新型コロナウイルス感染癥は現(xiàn)在もなおパンデミックの段階にある。新型コロナ感染癥に人類が最終勝利するうえで鍵となるのがワクチンだ。世界保健機(jī)関（WHO）のテドロス事務(wù)局長は25日、「新型コロナ感染癥のパンデミックはすでに世界に數(shù)兆ドルの損失を與えていると見られ、ワクチンを公平に分配できなかった場合、世界はモラルと経済の二重の災(zāi)禍に直面する」とした。人民日報(bào)海外版が伝えた。

責(zé)任ある大國として、中國は新型コロナウイルスワクチンの開発が完了し、使用が始まった後、これを國際公共財(cái)として、途上國におけるワクチンのアクセシビリティとフォーダビリティの確保に貢獻(xiàn)することを早い段階で約束した。

2020年10月8日、中國はGAVIアライアンスとの合意に署名し、COVAXに正式參加した。COVAXは、2021年末までに世界に20億回分の新型コロナワクチンを提供し、「自費(fèi)調(diào)達(dá)エコノミー」と「被資金援助エコノミー」とに分けて、各國が公平にワクチンを得られるようにする方針だ。

外交部（外務(wù)?。─稳A春瑩報(bào)道官は以前定例記者會見で、「これは、人類衛(wèi)生健康共同體の理念を堅(jiān)持し、ワクチンを國際公共財(cái)とすることを後押しする中國の重要な措置だ。中國は複數(shù)のワクチン開発において世界的トップ水準(zhǔn)にあり、かつ十分な生産能力を備えているが、それでもCOVAXへの參加を決定した。その目的は、実際の行動によって世界での公平なワクチン分配を促進(jìn)し、発展途上國へのワクチン提供を確保すると同時(shí)に、能力のあるさらに多くの國々のCOVAXへの參加と支持につなげることだ」と述べた。

中國初の新型コロナ不活化ワクチンの販売が條件付きで開始され、他のワクチンも各國で第Ⅲ相臨床試験が進(jìn)む中、中國製ワクチンの調(diào)達(dá)と接種を承認(rèn)する國々が世界で増えている。

國薬集団（シノファーム）中國生物が北京と武漢に建設(shè)した新型コロナ不活化ワクチンのハイレベルバイオセーフティ生産工場では、すでに大量生産が行われている。國薬集団の劉敬楨長によると、同集団は2020年末までに1億回分近くのワクチンを生産。2021年には10億回分以上を生産できる見込みだ。

北京科興中維生物技術(shù)有限公司の尹衛(wèi)東會長によると、同社は現(xiàn)在、年10億回分を生産する基本條件を備えており、5億人のワクチン接種（1人2回）が可能だ。目下のところ工場は24時(shí)間稼働しているという。

工業(yè)情報(bào)化部（工業(yè)情報(bào)化?。?消費(fèi)財(cái)産業(yè)局の毛俊鋒氏は、「すでに中國では18社が新型コロナワクチンの生産能力を続々と整えている。中國の新型コロナワクチンは生産能力がさらに高まるに従い、國內(nèi)の大規(guī)模な接種需要を満たすことができ、ワクチンを國際公共財(cái)とする後押しにも貢獻(xiàn)できるものと信じる」と語る。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年1月28日